ペットが家族を守った時

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私の友人の一人はある時ペットショップで目があった少し大きくなった

キャバリエを家族として迎えたんです。

大人しく温厚な性格の子で仲良く2人は家族でした。

躾の仕方なんかを友人はよく聞きにきたりしながら楽しい時間を過ごして

いました。

ある日友人のお父さんが「ステージ4の肝臓がん」と診断されたんです。

肝臓は再生はするとは言え癌は大きく再生するかどうかギリギリのライン

とかで手術するか抗がん剤の選択があったんですね。

結局手術でそのリスクは高いけど抗がん剤で苦しむよりスパッとしていると

いう判断のお父様が決断して家族も協議の結果従うことにしたんです。

それでも手術の成功率は極めて低くて同意書を書く時に友人の手は震えたそう

です。

手術は長時間にわたり心臓が一度止まったけれど成功して一安心。

術後は母親が側にいるという事で家に帰宅した友人でした。

その時は愛犬に「留守番させたけどごめんね。じいさんは助かるかな。」

そういいながら留守番をしていた愛犬をねぎらいました。

術後も予断を許さない時もあったりしたけれど回復したと安心したその日

帰宅するといつもの愛犬のベットで愛犬は静かに亡くなっていたんです。

いつもならお帰りーってお迎えにくるのに来ないからおかしいと思った

友人は眠るように亡くなっているのをみて愕然としたそうです。

お金を出して原因を調べてもらうと・・・肝臓に腫瘍と心不全。

健康管理を前の月にしたいた獣医さんも何故?と思うくらいに急な事。

愛犬がなくなり意気消沈する彼の元に母親が「お父さん元気になってきた。」

信じられない回復をみせたのです。

この事実を友人は「こんなことある?」と聞いてきたので亡くなった愛犬の

意識を読み取り状況を説明したんです。

「一人ぼっちでいた僕を貴方は家族にしてくれて守ってくれた。貴方が泣く

姿を僕はみた。僕が出来る事・・お願いしたんだ。」

あまり人前で泣くような方ではなくいつも明るく場を盛り上げるタイプの方です。

愛犬は身代わりになる事を望んだというのです。

男泣きと言うのでしょうか・・友人は泣き崩れました。

実は友人の家系は複雑な家系で事業の失敗で家族との関係が希薄だった。

お父さんは借金を返してやっと普通の生活を初めて友人も成功して家族が

穏やかに幸せになりつつある時だったのです。

彼の家には小さな銅像があるんです。

小さいですがお墓の代わりに用意したというのです。

保護活動を現在しているのですが・・今でもお父様は元気らしいです。

あの子以外は家族としては迎えられないけど保護活動をすることで恩を

返すと言って決めて活動しています。

霊媒師の能力があってよかったと思った一つの出来事でした。
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