こんにちは。
本日は3月17日の為替相場について整理していきます。
昨日の市場は、これまで続いていた原油高・ドル高の流れがいったん巻き戻される展開となりました。
地政学リスクが強く意識されていた中で、いくつかの報道が市場心理を少し落ち着かせた形です。
まずは昨日のマーケット状況から見ていきます。
米国市場の動き
昨日の米国株は上昇しました。
ダウは 367ポイント高
ナスダックは 268ポイント高
リスク回避の動きが少し緩み、株式市場には買いが入りました。
為替市場ではドル安方向へ動いています。
石油備蓄の放出や、一部タンカーがホルムズ海峡を通過したとの報道を受け、
これまで進んでいたリスク回避の原油高・ドル高がいったん巻き戻された形です。
現在の主な指標は以下の通りです。
WTI原油
約 93.5ドル
米10年債利回り
4.22%
ドルインデックス
98.3
いずれも少し低下しています。
市場は地政学リスクを織り込み始めている
マーケットは常に未来を先取りします。
戦争や紛争のニュースは大きなインパクトがありますが、
相場はそのニュースそのものよりも「次の展開」を先に織り込みます。
現在の市場は、地政学リスクが続くこと自体はある程度織り込みつつあります。
そのため、
・原油高
・ドル高
この流れはあと数週間ほど高止まりする可能性があります。
ただし、相場としては1ヶ月程度でピークアウトする可能性もあると見ています。
地政学リスクが長引いたとしても、
相場は次の材料へ移っていくからです。
本日の注目イベント
本日は重要イベントがあります。
・RBA(豪州中央銀行)政策発表
・FOMC(米国金融政策会合)1日目
市場予想は
RBA → 利上げ
FOMC → 据え置き
となっています。
この結果によっては、短期的に為替が動く可能性があります。
ドル円のテクニカル
ドル円の日足を見ると、
152円台から綺麗な上昇トレンドが継続しています。
昨日は少し下げましたが、
トレンド自体はまだ崩れていません。
ここで重要になるのが
160円ライン
です。
今週から来週にかけて
・160円を突破するのか
・それとも上値を抑えられるのか
ここが大きなポイントになります。
もし160円を突破できない場合、
そこから下落トレンドに転じる可能性もあります。
ドルのポジション動向
もう一つ重要なのがIMMポジションです。
対ユーロでは、以前
ユーロロングが18万枚
まで積み上がっていました。
現在は
約10万枚
まで減少しています。
つまり、
市場のポジション整理が進んでいる段階です。
この整理がさらに進めば、
ドル高の流れも一度止まりやすい
と考えられます。
市場の長期的な見方としては、
ドル安方向を見ている投資家も多いと考えられます。
今後のトレード戦略
個人的に理想的なのは
160円突破 → ストップロス巻き込み → 急騰
このパターンです。
こういう急騰は
一番売りやすいポイントになります。
ただし現在は
為替介入への警戒感
がかなり強い状態です。
そのため
急騰というよりは
ゆっくりとした上昇になる可能性もあります。
戦略としては
・大きく上がったところは売り
・時間が経っても上がらない場合も売り
この2つを考えています。
まとめ
現在の相場を整理すると
・原油とドルはしばらく高止まり
・ただし1ヶ月程度でピークの可能性
・ドル円の重要ラインは160円
・上抜け後の急騰は売り場候補
という構図です。
相場はニュースだけで動くわけではありません。
ポジション、心理、時間。
この3つが重なると、突然トレンドが変わります。
だから相場は面白いんですよね。
今日も冷静にチャンスを待っていきましょう。