グッズデザインにデザイナーとしての強みを生かす

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デザイン・イラスト
誰でも気軽にグッズ制作できる?

昨今では、誰もが気軽に1枚から
オリジナルグッズを作れるようになりました。
私が2016年にオリジナルグッズの作成を始めた頃は
そんなサービスはまだそれほど多くはなかったように思います。
(リサーチ不足だったのかもしれませんが。)

「誰もが」「気軽に」はありがたい。
多くの人が簡単にオリジナルグッズを作って楽しめるわけです。
なかなか面白いグッズが見つかります。
そんな中で、デザインのプロが作ると何が違ってくるのか?
誰でも簡単にできてしまう「グッズデザイン」を
サービスとして出品するのはなぜなのか?


ただ作ったイラストを配置するだけではないイラスト+αのデザイン

グッズ制作をしていく上で
「誰もが」ではなくて「デザイナー」として、
そしてイラストレーターさんには敵わないけれど、
「イラストレーター」ではなく「デザイナー」として
私がやれることは何なのか?

グッズ制作をする場合、アップロードするデータは
ファイル形式がJPGかPNGと指定されるサイトが
ほとんどだと思います。
イラストの背面に白い四角を作らないためには
背景を透過できるPNG形式にする必要がありますが、
どうやって透過データを作成したらいいか
わからない方もいらっしゃると思います。
透過データにするためのアプリがない場合、
透過にするための作業が面倒な場合など。
JPGデータでアップロードした場合は
常に四角の中にイラストが入った形のデザインとなります。
また、オリジナルグッズ制作のサイトでの多くのものは、
アップロードした写真、もしくはイラストを
そのまま印刷可能範囲の真ん中に配置したものです。
それはそれで、一つのデザインですし、
あえて四角の中にイラストを入れたデザインにすることもあります。
でも、いつもそれではつまらない。
背景に白い四角がなくてイラストだけを使えるなら、
違う印象にすることができます。

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文字との組み合わせでイラストをより生かしていく。

私の場合は、デザイナーとしての性(さが)というか、
イラストをただ配置するのではなく、
そのイラストをデザインの一つのパーツとして捉えて、
いかにそのパーツをうまく使うかを考えてしまいます。
ペットの名前をロゴのようにして組み合わせたり、
例えば「My dearest dog」などの文章を入れてデザインしたり。
そうすることでデザインのバリエーションを増やしていきます。
どうしたら「うちの子らしい」ものになるのかを
デザインすることでも考えるわけです。
名前やメッセージが入ることで、
より「うちの子」らしいオリジナルなものにしていくことができます。

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「あなたの大切なペットのイラストを描きます」の出品サービスで
有料オプションに入れている、
「名前を入れる」「テキストを入れる」を購入していただくことで、
グッズデザインをする際にデザインのバリエーションも広がります。





つづく




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