帰国第一弾 初釜 1月14日(土)

記事
エンタメ・趣味
ちょうど帰国して一年経った1月14日(土)に初釜を開催しました。新年を迎えて初めて釜をかけることから、初釜と呼ばれ、茶道をお稽古している者にとっては、新年最初のお稽古始めの日でもあります。師匠の小池宗雅先生からは「年末年始のご挨拶は、必ず出向いて挨拶するものです」と、教わりました。ですので、年末のお稽古納めと初釜は、出席するものだと思い実行していました。自分が指導を始めてから、初釜をしなかったのは2021年と2022年です。2021年はコロナ禍のため断念、昨年は帰国したばかりで、それどころではなかったのです。

帰国したら茶事を一般の人に体験してもらいたいと、ずっと思っていました。その第一段として企画した初釜は、二部構成です。
第一部 点心+主菓子+濃茶
第二部 干菓子+薄茶
茶事というのは、究極のおもてなしで
席入り―初座の挨拶―初炭-茶懐石―中立―濃茶―薄茶
の順番で行われ、約3-4時間かかります。普段のお稽古は、茶事をするためにあるのです。毎回お稽古で茶事の練習はできないので、分割して稽古しますので、その集大成は茶事というわけです。茶事の準備は、何か月も掛けますが、茶事をやり始めると、別な茶の湯の世界が広がります。「お稽古茶事はダメ!茶事はぶっつけ本番!」と、おっしゃる宗匠がおいでです。

今回は値段の関係もあり、二部構成にして参加しやすい形式にしました。結果、三名の参加がありました。
初釜用のお道具の一つに「嶋台」があります。
7_9_4_c_img02.jpg

写真は、表千家家元 十代 吸江斎好みの嶋台です。紀州家に初出仕の際、樂旦入より納められ、治宝(はるとみ)侯に進呈されました。

蓬莱山を模した飾り台=洲浜台は、島の形をした脚付きの台だったので、嶋台と呼ばれるようになりました。重ねた盃を模して造られ、おめでたい茶碗であることから嶋台茶碗と呼ばれるようになったようです。

金銀の重なった赤楽茶碗で、金の高台は五角形で鶴を表し、銀の茶碗の高台は六角形で亀を表しています。この嶋台を考案したのは、表千家家元 七代 如心斎です。

さてレンタル茶室では、制限がかなりあります。先ず、炭です。炭点前をするには、炉に灰を入れるわけですが、終わったらその灰をかき集めて持って帰らなければなりません。全ての作業を一人で、しかもレンタル時間内におさめるのは到底無理なので、電気炉にしました。同様に、茶懐石は「えのきぞの」の点心弁当にしました。ニューヨークで活動していた頃は、茶懐石はメニューから考え、試作して本番に備えていましたが、日本は美味しいお店がたくさんあります。炭点前と茶懐石は、自宅に茶室を作った時までのお楽しみです。

レンタル茶室の場合は、下見をするべきということが今回の教訓です。炉釜と炉縁は借りれるということでしたので、お言葉に甘えることにしました。しかし、炉釜でなく風炉釜でした。こういう道具の違いは、かなり経験がないとわからないですよね。私の不注意でした。

干菓子をいただくタイミングをお客様に教えるのを忘れるという、失態を犯しました。まだまだ修行が足りません。今年は、宗匠稽古へ参加して、お稽古に邁進してスキルアップを目指します。

素敵なお客様と一期一会の素晴らしい時間を共有させていただきました。茶の湯の神様に感謝です。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら