Vtuberの3Dデビュー、実はそんなに難しくないんじゃないかというお話。

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初めまして。ご覧いただきありがとうございます!
3Dモデル・キャラクター制作をしております、たちばなと申します。

「Vtuberになりたい!」
そう思い立ち、どうやってモデルを入手し、どうやって配信していこうかな……と調べていると、多くの記事でこのような内容を目にするのではないでしょうか。


「3Dモデル制作にはお金がかかる」
「たくさん機材を買わなくてはいけない」
「広い場所がないとできない」


2021年から3Dモデル制作を初め、メタバースプラットフォーム向けアバター・配信用モデルを制作してきた経験から、この記事では

「3DでVtuberデビュー、けっこう簡単に実現できる!」

とお伝えしたいと思います。

もちろん、某大手事務所のようなクオリティで、スタジオを利用して、などとなると莫大な費用がかかることは言うまでもありません。
ですが、個人のレベルで考えると、2Dモデルと3Dモデルで、必要な初期費用はあまり変わらないのでは?と考えています。


◆モデルの制作費用は?

もっとも多くの方が気にするポイントは、モデルの制作費用でしょう。
ココナラでは、2D・3Dどちらでも30,000~200,000円程度で出品されているケースが多く見られます。
そのため、「こっちにした方が安い」と一概には言えません

ココナラで出品されている3Dモデルのほとんどは、Vroidというソフトを使用してテンプレートをもとに制作するモデル、Blender・Mayaなどのモデリングソフトを使用して一から制作するフルスクラッチモデルに区分できます。

傾向としては、Vroid製の3Dモデルの方が安価である場合が多く、費用をなるべく抑えたい方にはおすすめです。
しかし、テンプレートをもとに制作するためフルスクラッチよりも自由度は低く、制作者の技術によっては「Vroidっぽい」モデルになってしまう点がデメリットでしょう。
人間型でないモデルが欲しい場合、Vroidでは難しいケースも考えられます。

その点でフルスクラッチモデルは制限がなく、リッチな表現も可能です。制作者によって個性が大きく出るため、自分にあった作風を探して依頼するのがおすすめです。

また、VroidやBlenderなどの一部ソフトは無料で使えるため、根気があれば、お金をかけずに自身での制作も可能です。
特に、Vroidはモデリング技術・知識を必要としないため、とにかく費用を抑えたい方は一度触ってみても良いかもしれません。


◆必要な機材は?

3Dモデルを動かすのに、実はトラッキング用の機材は必須ではありません。
もちろん、あるに越したことはなく、所有していれば3Dモデルの用途がぐんと広がります(詳細は後述します)。

ゲーム・雑談配信などに最低限必要なのは、2D・3Dどちらも、PC・カメラ・マイクの3点です。

機材ではありませんが、2D・3Dどちらも動かすには上記3点とは別にトラッキングソフトが必要です。

3D用のトラッキングソフトはいくつかありますが、特におすすめなのがWebcam Motion Captureです。
このソフトではカメラ以外の機材は一切必要なく、手を振ったり、簡単に踊ったり、ピースをしたり、手・指・全身などのキャプチャーがカメラひとつでできてしまいます!
月額199円はかかりますが、サブスク系ソフトのなかでも格安といえるのではないでしょうか。

無料で使えるトラッキングソフトもありますが、ソフトによっては手・体を動かすのにトラッキング用機材が必要な場合もあります。
予算や使い心地を考えて選択すると良いでしょう。



◆必要なPCのスペックは?

Vtuberとして活動するには、トラッキングソフト・配信用ソフト・ゲームなどを一度に起動するため、ある程度のスペックのPCが必要になります。
PCのスペックに関しては上を見ればキリがなく、高いに越したことはありません。

「2Dモデルの方がPCのスペックが低くても大丈夫」と書かれていることもありますが、一般的にVtuber活動に必要とされているスペックであれば、3Dモデルも問題なく使用できるでしょう。

当然ですが、3Dモデルの容量が大きくなればなるほど、それを動かすためのパワーも必要になります。
PCのスペックに自信がない方は、なるべく3Dモデルのポリゴン数を削減してもらうなど、容量を気にしたモデルを依頼すると良いでしょう。

3Dモデルが自分のPCでしっかりと動くか不安に感じる方は、依頼をする前に配布・販売されている3Dモデルで試しておくと安心です。
※既成モデルを使う際は、利用規約を必ず確認しましょう!

◆3Dモデルは配信・動画だけじゃない!

私が思ういちばんの3Dのメリットは、対応しているプラットフォームであればどこへでもいけることです。
Vtuber用に制作されるモデルの多くはVRMというデータ形式を使用しており、VRM対応のメタバースでも活動ができるのです。
これは、2Dモデルにはできない、3Dモデルだけの強みではないでしょうか。

例えば、視聴者とメタバースで交流するファンイベント・有料会員とだけの2ショット撮影会、メタバースで開催されているイベントに出演するなど、その活用方法はさまざま。
普段あまり配信・動画を見ないメタバースの住人と交流することで、新しいファンの獲得ができるかもしれません。

メタバースはPCがあれば使えるものがほとんどですが、メタバースプラットフォームで使用するなら、やはりVR機材の導入がおすすめです。
MetaQuestやPICOなどのVRゴーグルがあれば、頭・両手の3点トラックが可能です。(価格は安いもので約30,000円~)
mocopiなどのトラッキング用機材を揃えれば、自宅でもフルトラッキングができるため、余裕があれば検討しても良いかもしれません。

また、VRMに対応しているアニメーションソフトもいくつかあり、アップロードするだけでダンスや動いている映像の作成ができます。
Youtubeにショート動画をアップロードしたり、SNSにプロモーションとして投稿するのも良いでしょう。

ココナラで配信・メタバース両方使える3Dモデルを依頼する場合、仕様が若干異なる可能性もあるため、予め使用目的を伝えておきましょう!


◆まとめ

3Dモデルならではの良さ、あまり難しくないこと、価格にもそこまで大きな違いはないことをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

もちろん、2Dモデルにもメリットがあり、2Dモデルだけの良さがあります。好みもあるでしょう。

私がお伝えしたいのは「2Dはダメで3Dが良い」なんてことではなく、もし、価格や機材を理由に3Dを諦めている方がいらっしゃるなら、実は3Dはそんなに無理なことではないんだよ!!ということです。

今回ご紹介した以外にも3Dモデルの良いところはたくさんありますが、VRゴーグルを被って目の前に本当に「ある」ように見えるのは、Vtuber活動をする方にとっても、ファンにとっても、3Dモデルにしかできない経験だと思うのです。

「こんな感じの、できるかな?」と迷われていたら、ぜひご相談だけでもお待ちしております!


最後までお付き合いいただきありがとうございました!


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