社長の仕事を減らす人------外部管理部長という選択肢

記事
ビジネス・マーケティング
屋号:こらいず
経歴:みずほ銀行13年・累計300社以上の法人営業を経て、    
   中小企業(従業員100名)の管理部長、    
   スタートアップ企業でバックオフィス業務をゼロから構築

バックオフィス構築を専門とする実務家

社長が労務も採用も経理も、気づけば全部抱えている。誰かに相談したくても、社内に適切な相手がいない。そういう会社が、中小企業には実は多くあります。

「誰かに任せたいけど、管理部長を雇うほどの規模でもない」------そのような会社のために、この記事を書きました。

「外部管理部長」という言葉を、まだあまり聞いたことがない方がほとんどだと思います。一言で言えば、管理部門の仕事を週1〜2日・必要な範囲だけ外部に任せられる仕組みです。
正社員の管理部長を雇うよりも低いコストで、管理部門を横断的にカバーできます。

📌 こんな状況、思い当たりませんか?

「今すぐ大きな問題があるわけではない」------でも、ふとしたタイミングで突然それが問題になることがあります。よく耳にするのはこんなことです。
・就業規則は昔作ったまま。最後に見直したのがいつか、正直よく覚えていない
・採用のたびに求人票をゼロから作り直している。見当違いの応募者が来ることがある
・経理は税理士さんにお任せしているが、毎月の数字を経営判断に活かせているかというと……
・重要な書類がどこにあるか、担当者しか把握していない
・契約書のチェックは「なんとなく」で通してしまっていることがある

どれか一つでも「あるある」と感じた方へ------こうした状況が問題になるのは、会社が大きくなるからではありません。ある日突然、外から、選べないタイミングでやってきます。

実際に、こんなことがありました…。

▍ ある会社での話
退職した社員から、ある日突然連絡がありました。「残業代が支払われていなかった」というものでした。
会社側は驚きました。残業はしてもらっていましたが、きちんと支払っているつもりでした。ところが勤怠管理は紙の出勤簿、しかも30分単位での記録でした。1分単位の実態を、後から証明する手段がありませんでした。
「払っていない」のではなく、「払った証明ができない」------これが、労務トラブルの本当の怖さです。
結果として会社は、請求通りの金額を全額支払いました。会社に悪意はなく、むしろ適切に支払っていたつもりでした。それでも、反論する手段がない以上、支払う以外の選択肢がありませんでした。
「悪いことをしていないのに、守る手段がなかった」------これが、整備されていない管理部門が抱えるリスクの本質です。

突発的な問題が起きてからでは遅い。だからこそ、事前に整えておく必要があります。そして、それを「社長が自分でやる」以外の選択肢が、外部管理部長です。

💡 「外部管理部長」という選択肢

外部管理部長とは、管理部門の業務を、必要な範囲・必要な期間だけ外部に任せられる仕組みです。売上・事業・人材を優先するのは当然のことです。一方で、管理部門を整えるには全体を俯瞰できる人材が必要で、それなりの人件費もかかります。「今の規模でそこまで投資する必要があるか」という判断自体は合理的です。

外部管理部長はその問いへの一つの答えです。正社員を雇うよりも低いコストで、労務・採用・会計・業務構築といった領域を横断的にカバーできます。週1〜2日の稼働で「社長の右腕」的な役割をお引き受けするイメージです。

特に以下のような会社に向いています。
・今すぐ大きな問題があるわけではないが、一度ちゃんと整理したい
・社長が管理業務を抱えすぎていて、本業に集中できていない
・管理部長を正社員で雇う規模感ではないが、誰かに任せたい
・新規事業や組織拡大を控えていて、管理インフラを整えたい

「外部の人間に内情を任せて大丈夫か」「週1〜2日で本当に機能するのか」------そういう疑問は当然だと思います。実態としては、社内の担当者と連携しながら動く形になりますので、丸投げではなく「一緒に整えていく」イメージが近いです。また、複数の会社を見ているからこそ、「その会社の中にいると気づけない問題」を外から指摘できることが、外部管理部長の本質的な価値です。

🛠 できること・やってきたこと

みずほ銀行での13年間・累計300社以上の法人営業経験と、従業員100名規模の中小企業での管理部長経験(部下6名)、さらにフィンテック系スタートアップでのバックオフィスゼロ構築の経験をもとに、以下の領域をサポートしています。

・労務・採用
就業規則の整備、雇用契約書・労働条件通知書の作成、採用フローの構築と運用、入退社手続きの標準化。採用担当者が不在の状態から、求人票・選考フロー・オンボーディングまで一貫した仕組みの構築。
・会計・経理
月次決算の経営数字への落とし込み、資金繰り管理、クラウド会計ツールの選定・導入、複数会社を横断した会計管理システムの移行・整備、税理士・会計事務所との実務連携。
・業務構築・内部整備
バックオフィスの業務フロー設計、SaaS選定・導入、属人業務の標準化、社内規程の整備。勤怠・給与システムの導入による手作業ミスのゼロ化(従業員100名規模)。
・新規事業・許認可対応
新規事業立ち上げに伴う社内規程整備・業務フロー設計・許認可対応の主導。管理インフラのゼロからの構築。
・経営支援・金融機関対応
経営陣向け資料の作成、意思決定のための情報整理、銀行・士業・外部専門家との橋渡し、融資交渉。
融資交渉については、みずほ銀行13年・累計300社以上の法人営業経験が直接活きます。銀行側の論理を知ったうえで交渉に臨めることが、他の管理部長との最大の違いです。

📩 まずは話を聞かせてください

「今どんな状態か」を話していただければ、「何から手をつけるか」を一緒に整理します。
「うちの状況、相談できますか?」------そのくらいの温度感で大丈夫です。

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