ココナラで占いはなぜこんなに売れるのか?|買う人の心理を考えてみた

記事
コラム
ココナラを見ていると、占いカテゴリが本当に多くて、しかもその売れ方に正直ちょっと驚きます。

「そんなにみんな占いが好きなの?」
そう感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

今回は、占いが当たる・当たらない、信じる・信じない、という話ではなく、
「なぜ人は占いを買うのか」その心理について考えてみます。

まず、占いを購入して「良かった」と感じやすいのは、どんな人でしょうか。

• 叶えたい夢や目標がある
• 自分なりに努力してきた
• でも、なかなか近づいている実感がない
• できれば、早く結果がほしい
• どうしたらいいのか、分からなくなっている

一言で言うと、努力しているのに、報われていない状態です。

これは、仕事でも、恋愛でも、人生全般でも、誰にでも起こり得る状態ですよね。

この状態のとき、もしこんなことを言われたらどうでしょう。

• 努力の仕方が間違っている
• 行動しないと意味がない
• 思っているだけじゃ叶わない
• 思考をリセットしろ
• 自分を変えろ

頭では正論だと分かっていても、
「今までやってきたことは何だったの?」
「全部無駄だったってこと?」
「なんだか、すごく虚しい」
そんな気持ちになる人は、少なくないと思います。

特に、これまで真面目に努力してきた人ほど、こうした言葉は、きつく刺さります。

ここで、占いの言葉を思い出してみます。

占いは、あまりこう言いません。
 • あなたの努力は間違っていた
 • 今までのやり方がダメだった
 • 根本から変わらないと無理

その代わりに、こう言います。
 • 悪いのはあなたじゃない
 • 今は流れが合っていなかった
 • タイミングが少しズレていただけ

つまり、努力してきた人を、最初に否定しない。
ここが、とても大きい。

占いと聞くと、「未来を当てる」「予言する」そんなイメージを持つ人も多いと思います。

でも、実際に口コミを見てみると、「当たった!」という感想ではなく、
・気持ちが整理された
・迷いが減った
・考え方が分かった
・前に進めそう
・また頑張れそう
こうした感想が、とても多い。

ここから分かるのは、占いを買う人は、必ずしも「未来を全部知りたい」わけではない、ということです。

占いが提供している価値は、
・自分の努力は無駄じゃなかったと思えること
・今のしんどさに意味があったと思えること
・もう少し続けてもいいと、背中を押してもらえること

当たる・当たらない以前に、否定されないこと。
これが、多くの人にとっての価値になっています。

つまり、占いが売れる最大の理由は、「未来を当てる力」ではなく、迷っている状態を受け止める設計 にある。

私は、そう思います。

こうして占いを買う人の気持ちを考えてみると、占いとチラシの役割は、かなり似ていると感じます。

チラシも、いきなり
「このチラシで売上3倍!」
なんてことは、ほとんど起きません。

でも、
・この会社、ちゃんとしてそう
・自分の悩み、分かってくれている気がする
・とりあえず、話を聞いてみようかな

こうした心理状態の変化は、確実に起こります。

チラシの役割は、「一気に売ること」ではなく、「迷っている人の背中を、少し軽くすること」なんです。

ここは、占いと同じです。

私の考えをまとめます。

占い師は、
・人が迷うときのパターン
・安心させる言葉のパターン
・行動につなげる出口のパターン
こうした「型」を、経験として蓄積していて、

人が迷っているときの思考と感情のパターンを言語化できている

だから、売れる。

さらに、ココナラという場も、占いと相性がいい。
・すぐ買える
・文章や通話で完結する
・匿名で相談できる
・リピートしやすい

「迷いのしんどさを減らしたい」
「決めきれない状態を抜けたい」

そうした需要を、短時間・低価格・心理的ハードル低めで満たせる。

だから、強い。

人はきっと、「正しい答え」を求める前に、「自分は間違っていなかった」と思える場所を探しています。

占いが強いのは、未来を断言するからでも、魔法の答えを出すからでもなく、迷っている状態そのものを、まず受け止めてくれるから。

否定されない。
急かされない。
そのうえで、「次にどう考えるか」を一緒に整理してくれる。

だから、前に進める。

そう考えると、占いがやっていることは、特別な世界の話ではなく、言葉を使った設計のひとつなのかもしれません。

チラシも同じです。

いきなり行動させるためではなく、迷っている人の気持ちを少しだけ軽くする。

「考えてもいい」
「聞いてもいい」
と思ってもらう。
その一歩目をつくれるかどうか。

占いが売れている理由を考えてみると、人が動く前に必要としているものが、少し見えてくる気がして、とても勉強になりました。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら