こんばんは。
FP2級・簿記2級を活かしてマネー相談をしている、コウダイです。
投資詐欺シリーズも今回で第7話となります。
これまで、ポンジスキームの仕組みやSNS詐欺の巧妙な手口、そして最新の投資トラブルについて解説してきました。
今回はそのまとめとして、怪しい話を持ちかけられたときに自分自身で判断するための**「投資詐欺を見抜くチェックリスト」**を公開します。
もし、目の前に「魅力的な話」が現れたら、一度深呼吸をして次の5つのポイントを確認してください。
■ ① 利回りが「異常」ではないか
投資の常識では、**「高いリターンには、必ず高いリスクがある」**のが鉄則です。
毎月5〜10%の配当がある
年利30%を超える
「元本保証」なのに高利回り
世界一の投資家ウォーレン・バフェットでさえ、平均年利は約20%と言われています。それを超える「確実な話」が、なぜ一般の自分の元に来たのか。一度冷静に疑ってみてください。
■ ② 決断を「急かされて」いないか
詐欺師は、あなたが「誰かに相談すること」や「ネットで調べること」を一番嫌がります。
「今、この瞬間の限定案件です」
「今日中に振り込まないと枠が埋まります」
このように急かされたら、それは**「冷静な判断力を奪うための罠」**です。本当に良い投資なら、一晩じっくり考える時間くらいあるはずです。
■ ③ 「利益の源泉」を自分の言葉で説明できるか
そのお金は、どこで誰が働いて生み出した利益ですか?
どんな事業で、誰が運営しているのか
どんなリスクがあるのか
これらを中学生にもわかるように説明できないなら、その投資には手を出してはいけません。「よくわからないもの」にお金を投じるのは、投資ではなく「ギャンブル」です。
■ ④ 「出金」のルールは明確か
詐欺の最終局面では、必ずお金が引き出せなくなります。
最初は少額だけ出金させて安心させる
「出金には別途手数料(または税金)が必要」と言われる
システム障害を理由に引き延ばされる
もし、**「お金を出すために、さらにお金が必要」**と言われたら、それは100%詐欺だと断定して間違いありません。
■ ⑤ その情報は「公的な裏付け」があるか
SNSのDMや、知人からの紹介、非公開のグループチャット。これらはすべて「閉ざされた情報」です。
金融庁の登録業者か?
第三者の信頼できるニュースに出ているか?
公的な機関の情報を確認するだけで、ほとんどの詐欺は防げます。
■ 最後に:投資は「守り」があってこそ
投資詐欺を見抜くポイントは、実はとてもシンプルです。
「うまい話には、必ず裏がある」。この当たり前の感覚を持つことが、一番の防御になります。
資産を増やすことは素晴らしいことですが、それ以上に大切なのは、今ある資産を守ること。そして、「よくわからないものには手を出さない」という勇気を持つことです。
このシリーズが、あなたの大切なお金を守る一助になれば幸いです。
さて、次回からは新シリーズとして、**「FPが教える!失敗しないための新NISA活用術」**をスタートしようと思います。
詐欺から守ったお金を、どうやって健全に育てていくか。
一緒に学んでいきましょう!
ではまた。