力強いデザインがもったいない?ホンダWR-Vに感じた惜しさ
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ビジネス・マーケティング
先日話題のコンパクトSUV、ホンダ WR-Vについて改めて考える機会がありました。1.5Lエンジンのみという割り切ったパワートレイン構成で、価格を抑えることに注力したモデルですが、個人的には「ちょっともったいないな」と思わされる部分が多く感じられました。
まず目を引くのは、その力強く存在感のあるエクステリアデザイン。フロントフェイスの迫力やSUVらしい高めの車高、しっかりと張り出したフェンダーなど、デザイン面では非常に魅力的です。「これは走りも期待できそうだ」と思わせる雰囲気を持っているだけに、その中身が1.5L NA(自然吸気)エンジンのFF(前輪駆動)のみという設定には、少々物足りなさを感じてしまいます。
もちろん、燃費や価格、維持費を重視する層にとっては十分魅力的な仕様であることも理解できます。しかし、これだけタフでアクティブな印象を持つスタイリングを与えられた車なら、せめて4WDの設定やターボエンジンの選択肢があっても良かったのではないかと思います。そうすれば、より幅広いユーザー層に訴求でき、車としての「可能性」も大きく広がったはずです。
デザインと実用性を両立させるホンダらしい一台ではありますが、「見た目から期待される走り」と「実際の走り」に少しギャップがあるように感じられるのが正直なところ。今後のマイナーチェンジやグレード追加に期待したいところです。
WR-Vは間違いなくポテンシャルの高い車です。その魅力をさらに引き出す“もう一工夫”に、ホンダの今後の展開を期待しています。