トレードに必要なものとしてタイムマネジメント能力があります。
投資を行う際にそのトレードはどういう時間軸でやるのか、事前にイメージを持てるかは重要です。
例えば、魅力的だと考えている企業の株が地合いの悪さが原因で売られていたとします。
安く買えるチャンスではありますが、まだ地合いの悪さを続きそうです。
この株を買うべきか買わざるべきか、あなたはどちらだと思いますか?
ここで重要なのが時間軸のイメージになってきます。
仮に1週間以内に利益を狙いたいのなら、この企業がどんなに魅力的でも買うべきではないでしょう。
地合いの悪さが続けば多少の戻りはあっても、再び叩き売られる可能性を考えておく必要が出てきます。
一方で1年後に利益を狙いたいのであれば、真っ逆さまに下落している局面でも安いと思えば買うべきでしょう。
1年後には地合いは改善し狼狽売りのぶんを戻し、株価は適正な価格に戻す可能性も十分にあるからです。
このように同じ銘柄でも、イメージする時間軸が異なれば買うことが出来る場合と出来ない場合が出てきます。
自分はどういった投資を行うのか、時間軸も考慮したうえで売買の判断を決めましょう。