出来る店長は動かない!?

記事
学び
はいさい。
最近、おかげさまで少し忙しくしていたので記事更新が遅くなりました。
久々に記事更新します。

 今回の記事を読めば、以下の多くのことが少し学べます。

① 店長、アルバイトの笑顔が増える
② お店の雰囲気が良くなる
③ ①②の結果客数が増える
④ 売上がどんどん上がる
⑤ アルバイトがアルバイトを呼ぶ
⑥ 採用費が削減できる


という様な夢の様な好循環、スパイラルに突入できるようになります。
はい。では早速内容をお伝えしていきます。

まず、店舗現場のリーダーである店長、副店長、社員のみなさん。
日々の営業ではどの様な形で現場に立っていますか?  

はっきり言いますね。
社員さん、リーダーたちの営業、現場でのスタンスで売上は変わります。
逆に言うと、ここが間違っているとずっと負のスパイラルになっちゃいます。


私がそうでした。
では、例として私の大失敗を先にシェアします。
これは、もう数年前です。
当時、店長になりたての私は、やる気に満ち溢れており、来る日も来る日も元気にアルバイトの子たちと一緒になって、誰よりも声をだし、誰よりも動き回り、誰よりもお客さまへ接客し、誰よりも調理メイキングを行い、誰よりも、料理配膳をしていました。


どうでしょう?
アルバイトの子たちからしたら、こんな素敵な店長いないですよね。





そんな店長でした。





しかし、この当時のお店の状況としては、
私が休みの日にはクレームが多発。業績は上がらず、内部で人間関係の問題や、教育に関する問題、本当に多くの問題だらけのお店でした。







当時の私。
『なんで!? めちゃくちゃ残業して、頑張っているのに』

『なんで!?
 こんなに時間をかけて頑張って、休みの日も仕事をしているのに』

悔しかったですね。本当に。報われない日々でした。












そんな時でした、いつも良くして頂いていた上司が店舗へ立ち寄りました。
店舗でアルバイトの子たちと一緒に働く私を見て、上司がこう言いました。




上司
『おい tctc! お前、やり過ぎだ。』

『はい? 何がでしょうか』

意味が分かりませんでした。 
正直、アルバイトの子たちには信頼され、お客さまにも接客が良いと評判でしたので、何がやり過ぎてるのか。


上司
『お前、なんも分かっていないな。良いか、よく見ろ』





そういって、上司が一枚の紙に、図で説明してくれました。
めちゃくちゃ分かり易かったです。

では、以下写真を見ながら
上司の魂が乗り移った(死んでません)私の文面でついてきてください。




上司
『仮に、ここにA店舗とした チームがあるとする』
『上の大きい 〇 はリーダー、その下のちいちゃい 〇 5つがアルバイト』
『リーダーが 50点の力。 アルバイトが各10点 』
『店のトータル 力は 何点や?』

1386.jpg






答え【100点】
上司
『そうや。じゃあ次、ここにB店舗がある』
『仕組みは同じや、上のリーダーは0点、下のアルバイトは各20点』
『B店のトータル 力は 何点や?』



1385.jpg







答え 【100点】

上司
『何が違うと思う?』

tctc『アルバイトが優秀??』 

上司
『A店舗はリーダーが 50点 もちろんアルバイトと一緒に働いている』
『B店舗はリーダーが 0点 アルバイトが各20点で店舗力は同じ100点』










正直に言います。

ここまで説明されても、全然理解出来ませんでした。(笑) 


上司
『未だ分からんのか お前の店はA店舗の50点どころかリーダーが80点以上』

『お前がやり過ぎて、アルバイトの子たちが何も出来ないんだよ』



↓当時の私の店舗↓

1391.jpg











上司

『本来、アルバイトが出来る仕事もお前が全力で奪う、アルバイト一人ひとりをちゃんと見てあげていないから、教育も滞っている』


『普段お前に仕事を奪われているアルバイトの子たちが成長するわけないだろうが』『なんでお前がご案内して、調理して、配膳してねん』

書かれた図を見てようやく、理解しました。


上司
『こうしたお店は リーダーが 店抜けたらどうなる?』



ようやく、理解ができた私は恐ろしくなりました。
更に、上司は教えてくれます。


上司
『本来の形はこう、B店舗の様にリーダーがアルバイトの子たちを教育する』

1387.jpg








『教育後はしっかりと任せ、出来ているか確認してあげる』

『これを続けることで3か月後にはもっと強い、チーム店舗になるんや』

1388.jpg



感動しました。 やり方が間違っていた。全力で間違っていた。
この時、役職者が全力で間違うことの恐ろしさを学びました。
気付いた時には、恥ずかしすぎて死にたくなりました。



以上が、上司との当時のやり取りでした。
書いてて、また恥ずかしくなりました。

どうでしたか??
みなさん?

吐きそうなほど、無理して、アルバイトの子たちの仕事奪ってません?
わたしは全力で奪ってました。

大丈夫ですか?

もし、あなたが現場で一生けん命誰よりも働き、頑張るのであれば尚更。

自分の出来る事とアルバイトにも出来る事を見極めて、教育をして下さい。

【あ、これアルバイトの子でも出来るかも】

そう気づいたのであれば、教えてやってもらいましょう。
任せて、アルバイトの子を見てあげて下さい。任せることも仕事です。

そして、アドバイスをして出来たら褒めてあげてください。

これが、
アルバイトの子たちのやる気を生み出し、
なんかバイト楽しいに繋がると信じています。

きっとお客さまにも認められるはずです。
アルバイトの子はしばらくするとこう言います。
『店長!ここでバイトしたいっていう友達がいるんだけど』


え!?!?!?

そして同じことをやるんです。
月日が経つにつれて、彼ら、彼女らアルバイトの子たちは
あなたの分身になることでしょう。

こうして、お客さまがゆっくりとゆっくりと増えるんです。
そして、売り上げは徐々に上がります。

わたしは、日々の過ごし方を教育に充て、教えたらあとはアルバイトの子たちがしっかり出来ているか常に見るようにしていました。
そして、声掛けをしていました。
出来ていれば、褒め、少し改善が必要であればアドバイスし、指導をする。
こうした日々が、当たり前の日常がアルバイトの子たちとリーダーや社員、店長、副店長との関係性を良好にし、店舗がうまくまわり始めます。



そうなった頃(早ければ3か月、約半年~1年程度)

私の店舗では
アルバイトの子たちがこんなことを言ってくれる様になりました。

『店長! この日の営業、アルバイトの俺らだけでさせてください』
『全員で売上単日100万目指したいんです』

!?!?!?!?


もうびっくりですよね。
こんな感じになっちゃいました。(笑)
それは私の上司からのアドバイス後の約半年が経過していたころです。



その日、
わたしの店舗は最高日商売上を更新し、最高月商売上を更新しました。


私は、沖縄旅行中。
信用している副店長と一般社員、アルバイトの子たちにすべてを任せ、
電話でアルバイトの子から報告を受けました。

『店長! 今日の売り上げ130万超えました!』


沖縄の海で刺すような熱い太陽の光を浴びながら、キラキラ輝く透明の中に
心が洗われるほど綺麗な海を歩いている時に、そのうれしい電話報告でした。


沖縄旅行の帰り。
上司に感謝し、特大のシーサーのお土産を買って帰りました。


戻ってから 

『こんな化け猫、どこに置くねん』

                 って怒られたのは秘密です。笑



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