フォロワーが増えるのは、素直にうれしいことです。
見てもらえている実感は、投稿を続ける上でのモチベーションにもなります。
でも、あるときふと、こう思う瞬間があります。
「最近、誰に向けて話してるんだろう?」
「本当に届けたい人に届いてるのかな?」
最初は、たったひとりの誰かに語りかけるように始めたはずの動画が、
フォロワーの増加とともに、“広くウケる内容”へとシフトしていく。
それ自体が悪いわけではありません。
けれど、自分の言葉が「みんな向け」になりすぎると、
「自分にしか話せないこと」がぼやけてしまうこともあります。
たとえば、コメント欄で「もっとこうした方がいい」とアドバイスをもらったり、
SNSで「こんな発信者が伸びてるよ」と教えてもらったり。
ありがたい声に影響されて、投稿の方向が変わっていくこともあります。
でも気づけば、「自分が発信したいこと」よりも、
「期待に応えなきゃ」という気持ちのほうが強くなっていた——
そんな状態になってしまうことも、珍しくありません。
だからこそ、ときどき立ち止まって、問い直してみるのです。
・今、自分は誰に向けて話しているのか?
・その人に、どんな気持ちを届けたかったのか?
・最初に動画を作ろうと思ったとき、どんな感情だったのか?
数字が増えることは、チャンスでもあり、迷いの種でもあります。
でも、届けたい相手の顔が見えていると、言葉は自然と定まってきます。
たとえ多くの人に届かなくても、
「その人のために話す」という感覚が、
あなたの動画に“芯の通った温度”を与えてくれるはずです。
広がるために、ぼやけてしまう前に。
今一度、「自分の言葉が誰に届いてほしかったのか」を
静かに思い出してみる時間を持ってみてください。