あなたが向き合うべき人は、占い師じゃない。

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コラム
今回の内容は、占いに助けられている方々を怒らせてしまうかもしれません。
けれど今一番伝えたいことであり、自戒の意味も込めて書きます。

私は占いジプシー*でした。
彼との関係性が不安になったり、まだ見えない将来のことを、占ってもらったり、星座占い・四柱推命・五星三心占いの本をよく読んでいました。
※占い中毒・依存の意味

パワースポットにも行き、横浜中華街の占いにも行き、はるばる台湾まで遠征したこともあります。

台湾では “よく当たる、占いの母!”(うろ覚えですが)と紹介されているところへ訪れ、たしか四柱推命で占っていただきました。
結果は「相性が良くない!別れる」と一刀両断され、帰り道に泣きました。笑

その結果を覆したくて、受け入れたくなくて。
忘れるがために、他の占い特集を見るなどしていました。

でもある時、ふと思いました。「私、同じこと繰り返してない?」

不安になる→占う→答えを出してもらう→一喜一憂する→答えに確実性がないから安心感が持続しない→不安になる……以下ループ

今、解決しないと気が済まない。
答えが出たのに、一瞬しか安心感を味わうことができない。
人に答えをすぐ求めたがる。(それにはパートナーにも)
自分で考えず、判断せず、すべて“占い”に決めてもらう。

完全に癖になっていました。

なんでも「今、白黒つけたい!」と思っていたんですよね。
相手の気持ち、タイミング、精神的・金銭的な余裕、抱えている悩み、実は言っていないだけで考えている将来のことをそっちのけで。
グレーな状態を許すことができなかった。

こういう時は、自分の不安・心配ごとが大きくなっている時です。
当時「私、悪くないよね?」「なんで?」「どういうことか分かる?」「いつまでなの?」「前もこういうことあったよね?」という言葉を多用していたと思います。
こんなんで会話が成り立つわけがないのに。

他の占いの結果も、あちらでは良く、こちらでは別れの危機とあったり。
…もう何を信じたらいいのだろう??
結果に振り回されて、感情がジェットコースターになるのは疲れた。
曖昧なものではなく、確かなものが欲しい。

そこから、私は占いをやめました。

本当に欲しかったのは、信じたかったのは、占い師さんが出してくれた結果じゃなくて、パートナーからの一言だと気付いたからです。

その一言で、私は変わることができる。
自分の不安を相手に押しつけるのも、もうやめようと思いました。

相手からの一言を引き出すためには?
自分の頭で、どうしたらよいのか考える。
どうしてその道を選びたいのか、徹底的に掘り下げる。

すぐに答えが出ないし、手間がかかるし、自信がないと何かに頼りたくなってしまうけれど、あんなに欲しかった答えを“自分自身”で生み出せる。
パートナーの口から求められる。

私が最も必要だったことは、自分とも、パートナーとも向き合うことでした。

過去の私と同じ境遇の方がいらしたら、また占いに頼りたくなっちゃうかもしれないけれど、向き合うことにチャレンジしていただきたいです。
(たまに見て、元気や励ましをもらう程度が個人的にはおすすめです)

具体的にどうしたらいいのか、何から変えていけばよいのか。
思考の癖・心が弱った時の対処法などを、一緒に考えていきたいです。
自分の取扱説明書があると、相手に自分自身のことを説明しやすくなったり、辛くなった時に振り返ることができます。

少しでも「変わりたいな」と感じたのならば、それは変わるチャンスなのだと思います。(新年度になりましたしね❀)
みなさまのお悩みが、少しでも軽くなりますように。

fumi

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