あなたは、何者でもない自分に悩んでいませんか?
こんにちは。セールスコピーライターの岩井直樹です。
あなたは最近、こんな風に悩んだことはありませんか?
「周りのみんなは楽しそうに生きているのに、
自分だけ、取り残されている気がする…」
「SNSで他人と比べてしまい、
どうしようもなく落ち込んでしまう…」
この心のモヤモヤは、あなたが「他人との比較」という
見えない鎖に縛られているサインかもしれません。
哲学者ルソーとは?
今回、その鎖を解き放つヒントをくれるのが、
フランスの哲学者ジャン=ジャック・ルソー(1712-1778)です。
彼は、絶対王政が衰退し、
社会の格差が広がった激動の時代を生きました。
彼は生涯にわたり、社会の不公正を批判し続けたために、友人や世間から誤解され、裏切られ、孤独な放浪の人生を送ることになります。
それでも彼は、人間とは何か、
幸福とは何かという問いに向き合い続けました。
だからこそ、彼の思想は、私たちの心の奥底にある孤独や、
他人と比べてしまう苦しみに深く寄り添ってくれるのです。
さあ、ルソーの考えを借りて、ありのままの自分を取り戻し、
本当の自由を見つける旅に出かけましょう。
「なぜ、自分だけ満たされない?」
今回は、他者との比較に悩む相談者、ユウキさんが、
現代に蘇ったルソーに話を聞くストーリーです。
相談者:ユウキさん(20代、会社員)
プロフィール: SNSで友人のキラキラした投稿を見るたび、自分の人生に虚しさを感じてしまう。仕事もプライベートも、どこか「正解」を探してばかりで疲れている。
ユウキ:ルソーさん、初めまして。私、最近SNSを見るのが辛くて…。
みんな素敵な場所に旅行に行ったり、美味しいものを食べたり…。
それに比べて、何も特別なものを持っていない自分が
情けなくなっちゃうんです。
ルソー:ふむ。君は、他人の評価や羨望の中に、自分の価値を見出そうとして
いるのだな。それは「虚栄心」という、社会が人間にもたらした感情
だ。
ユウキ:虚栄心…?それって、具体的にどういうことですか?
ルソー:そうだ。人は、もともと「自分自身を愛する心」、
つまり「自己愛」を持っている。
だが、社会に出て他人と関わると、他人からよく思われたい、
他人より優位に立ちたいという「虚栄心」が生まれる。
この虚栄心が、君を他人との比較という
苦しみの中に閉じ込めているのだ。
「ありのままの自分」を取り戻す3つのヒント
ユウキ:では、どうすればこの虚栄心から抜け出せるのでしょうか?
もう、何が本当にやりたいことなのかもわからなくなっちゃって…。
ルソー:簡単なことだ。
まずは、君が本当に大切に思うものを思い出してみるのだ。
ユウキ:本当に大切なもの…。
考えようとしても、頭が真っ白になっちゃいます。
ルソー:心配はいらない。自由は、他者との比較をやめた先に見つかる。
その主な方法を3つ、君のために紹介しよう。
ユウキ:はい、お願いします!
① 「ありのままの自分」を認める時間
ルソー:ユウキ君、君は「人に見せられない自分」を隠そうとしていないか?
ユウキ:はい、もちろんです!SNSで失敗したことなんて絶対書けないし、
弱い自分を見せるのが怖くて…。
ルソー:社会の評価や他人の目から一度離れて、
一人になる時間を作りなさい。
日記をつけてもいいし、自然の中で過ごすのもいいだろう。
他人からどう見られるかを気にせず、完璧ではない自分を、
ありのまま受け入れる勇気を持つことだ。
ユウキ:一人でいる時間って、なんだか寂しい気がしていたんですけど…。
もしかしたら、その寂しさこそが、本当の自分と向き合うための
時間なのかもしれませんね。ちょっと、やってみます。
② 心から「共感」する時間
ルソー:他人の成功を見て、羨ましいと思うか?
ユウキ:はい。正直、心がざわついちゃいます。悔しいっていうか、
私だって…って気持ちになって。
ルソー:他人の成功を妬むのではなく、心から「すごいね」「よかったね」と
祝福してみなさい。他人の苦しみに寄り添い、温かい言葉をかけるの
だ。
競い合うことをやめ、心から共感することで、他人との間に温かい
繋がりが生まれる。それは、君の心を深く満たしてくれるだろう。
ユウキ:誰かを心から応援するって、自分の心も温かくなるんですね。
SNSを見るのが、少し怖くなくなってきた気がします。
③ 「無垢な心」で楽しむ時間
ルソー:子どもの頃、誰も見ていないところで夢中になったことはないか?
ユウキ:そうですね…、絵を描いたり、ゲームをしたり…。
ルソー:その気持ちを思い出してみなさい。SNSや流行にとらわれず、
純粋な好奇心や喜びから行動することだ。
それこそが、君が本来持っていた「高貴な野蛮人」としての
無垢な心を取り戻す鍵となる。
ユウキ:え…?高貴な野蛮人、ですか?なんだか、すごい言葉ですね。
ルソー:驚かせてしまったな。それは私が、社会に染まる前の、純粋で善良な
人間を指して呼んだ言葉だ。
人はもともと、他者と比べたりせず、ただありのままに生きていた。
それが「高貴な野蛮人」の姿なのだ。
ユウキ:なるほど…。その頃の私は、ただ楽しいからって、
夢中になっていました。
誰かに褒められたいとか、認められたいとか、
そんなこと全然考えてなかったな…。
「誰も君を責めてはいない」
ユウキ:ルソーさん…。なんだか、心が軽くなった気がします。
すごくスッキリしました!
ルソー:誰も君を責めてはいない。君が君自身の心を解放してやれば、
君は本当の自分を生きられる。そのとき、君は真の自由を知るだろ
う。
ユウキ:ありがとうございます。私、頑張ってみます。
まとめ
ルソーが教えてくれたのは、私たちが社会の中で失ってしまった
「ありのままの自分」を取り戻す勇気です。
他人との比較という鎖から解放され、
自分自身を大切にし、心から他者と繋がること。
その先にこそ、私たちが本当に求める「自由な人生」があるのです。