物知り博士 vs 知恵者

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知識武装を意識し過ぎてませんか?

こんにちは。セールスコピーライターの岩井直樹です。

私たちは毎日、たくさんの情報に触れています。
スマートフォンを開けば、世界中のニュースが瞬時に届き
分からないことがあれば、すぐに検索して答えを見つけられますよね。

まるで、何でも知っている「物知り博士」になれるような時代です。

でも、よく考えてみれば
「情報」という漢字は「情けを報せる」と書きます。

本来、情報とは、人の心や状況を伝え、お互いを理解し
助け合うためのものだったのかもしれません。

しかし、現代の私たちは、その「情報」の量に圧倒され
ただ集めることに必死になってはいないでしょうか。

『知ってる』だけでは賢者になれない?

重要なのは、情報がただ「ある」ことではありません。

 私たちが本当に求めるのは、混沌とした情報の中から
自分にとって意味があり、実際に役立つものを見つけ出すことです。

では、そうした「本当に役立つ情報」を見つけ出し、さらにそれを集めるだけで、私たちは「良い結果を出せる賢者」になれるのでしょうか?

私はそうは思いません。
これからの時代に本当に大切なのは
ただの「物知り博士」で終わらないことです。

その情報や知識を現実で役立てる「知恵者」になること。
これこそが、私たちが目指すべき姿です。

「知ってる」と「できる」は全然違う!

まず、私たちが普段「情報」と呼んでいるものには
いくつかの段階があります。

・データ
電話番号や数字、単語など
それだけでは意味を持たない生の状態の「素材」です。

・情報資料
データが特定の目的のために集められ、整理されたものです。
ニュース記事、アンケート結果のリスト、企業の報告書など
「知るための材料」ですね。

・情報(Information)
そして、私たちが本当に役立つと考える「情報」は
情報資料を分析し意味を読み取り、実際に判断や行動に
使えるレベルにまで「精製」されたものを指します。

例えば、膨大な市場データの中から
「来月、どんな商品が売れるか」という
傾向を読み取れた時、それが「情報」です。

※私たちは普段、データや情報資料のことも「情報」と呼ぶことが多いです
 が、ここでは「本当に使える情報」として区別しています。

・知識(Knowledge)
そして、「知識」とは、こうして精製された情報や
その他様々な情報資料を頭の中に取り込み理解し蓄えたものです。

例えば、
・料理の本に書いてある材料や作り方。
・歴史の教科書に載っている昔の出来事や年号。
・ビジネスの本で学んだ売り方のルール。

これらは全て知識です。図書館の本やパソコンのデータと同じで
集めることはできますが、それ自体が何かを生み出すわけではありません。

『知恵』は『知識』を活かす力

一方、「知恵」とは、頭の中の知識を
実際の場面で使えるようにする「力」です。

・料理本通りではなく、冷蔵庫の残り物や
 家族の好みに合わせて、おいしい料理を作る力。

・歴史から教訓を学び今の問題に役立てる考え方。

・ビジネスのルールを踏まえつつ
 自分のお客さんやお店にぴったりの方法を見つける判断力。

知恵は、色々なことを経験したり、試したりする中で身につく
あなただけの「生きた力」です。

例えるなら、
知識は道具箱にある「工具」です。
知恵は「その工具を使って壊れたものを直す職人の腕」のようなものです。

物知り博士が工具のカタログを全部知っている人なら
知恵者は実際にそれを使いこなして問題を解決する人ということです。

情報の波にのまれてない?

「知識があれば十分」という考え方が通用しなくなってきたのは
大きく3つの理由があります。

①AIがすごい時代に「知ってる」だけでは足りない
AI(人工知能)は、私たちよりずっと速く
正確にたくさんの情報を処理できます。
ただ知識を覚えるだけなら、AIの方が得意です。

インターネットやSNSには情報があふれていて
どれが本当か見極めるのも難しいです。

情報を鵜呑みにするだけでは
本当に大切なことを見つけられません。

②変化が速い世の中。過去のやり方は通用しないかも?
今の世の中は、いつ何が起こるか分からないくらい
目まぐるしく変化しています。

だから、過去の知識や成功したやり方だけでは
通用しないことがたくさんあります。

状況に合わせて柔軟に考える「知恵」が必要なのです。

③情報が多すぎて、自分で考える力を失ってない?
情報がすぐ手に入る便利さの裏には
自分で考えなくなるという落とし穴があります。

答えがすぐに見つかると、深く考えることをやめてしまいがちです。
でも、表面的な知識だけでは、問題の本当の原因は見つけられません。

あなたの「知恵」が未来を切り開く最強の武器

「知恵」を身につけると主に4つのメリットがあります。

①どんな変化も乗りこなせる
予測できないことが起きても
知っていることを組み合わせて
新しい方法を見つけ出すことができます。

②問題の「なぜ?」を見抜く
うわべの情報に惑わされず物事の本当の原因を
見つけて良い解決策を実行できます。

③AIには真似できない創造性
知識をただ使うだけでなく、それを応用して
新しいアイデアや自分だけのサービスを作り出すことができます。
これこそが、AI時代における私たち人間の強いところです。

④自信が湧いて毎日が充実
難しいことを乗り越えるたびに自信がつき自分の考えで行動することで
充実感と「やってよかった」という気持ちを得られます。

物知り博士を卒業!知恵者への第一歩

「知識」に執着するのをやめ「知恵」を
身に着けるためには主に2つの行動が大切です。

①自分の心と深く向き合う時間を持つ
それは、外の情報だけでなく
深く「自分の心と向き合う」ことから始まります。

得た情報をただ受け入れるだけでなく
・「本当にそうなのかな?」
・「自分はどう思うかな?」
・「これは何に役立つのかな?」
と何度も問いかけてみること。

過去の経験や失敗から何を学び
次にどう活かすか、とことん考えること。

②実際に『行動』してみる勇気を持つ
そして、その考えを「実際にやってみる」ことです。
行動して、時には失敗し、そこから学ぶ。

この繰り返しの中で知識は経験とつながり
本物の「知恵」に変わっていきます。

私たちは完璧な知識を求めすぎて
なかなか行動できないことがあります。

でも、知恵は、完璧ではない世界の中でこそ育っていくものなのです。

知識は道具、知恵は使いこなす腕

知識は道具です。どんなに良い道具も
使い方を知らなければ意味がありません。
その道具をいつ、どこで、どう使うか。

それを判断する力が「知恵」なのです。

もう「物知り博士」になることばかり考えず
目の前のことや自分自身について深く考え
それに正直に答えようとする「知恵者」を目指すときです。

それは、AI時代を人間らしく生き
もっと豊かで意味のある人生を作り出すための、大切な考え方です。

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