経営コンサルタントにもいろいろある

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ビジネス・マーケティング
会計事務所に在籍しており、これから経営コンサルタントに
なりたいという方と模擬面接をしました。
聞くところによると、経営コンサルタント会社をすでに1社
受けて、面接不採用になっているそうです。

どのような方かというと、
・大学卒業後、1社の会計事務所でずっと勤務
・20代後半
・税理士試験の科目合格を2つ
ざっと述べると以上の通り。

一般的に考えると、経営コンサルタントになりたいとご本人が
思うのも納得できるうえに、企業サイドから見ても
悪い印象はない。

でも、なぜか落ちてしまった。

落ちてしまったコンサル会社でどのようなことを話したのか
聞いてみると、
「税理士なんて経営コンサルに意味ないから」
「頭が良いからって指導はできないよ」
などと言われたそう。

そのコンサル会社の言っている意味の方が私には理解しかねるのですが。
税理士の知識があった方が、断然コンサルに活かせるのでは?

そう思い当該経営コンサルタント会社のHPを見ると、
「人間力」「頑張ることは良いことだ」のような言葉がずらり。
いわゆる「思い」系の経営コンサルタント会社でした。
頭よりも気合が大事と言いましょうか。

ここで私が言いたいのは、どちらが良い・悪いというのではなく、
経営コンサルもいろいろあるよ、ということです。
流派と言いましょうか、気合を重視か、法律か、メカニックか、
計数か、など。

「経営コンサルタントになりたい」といっても、それは
「車が欲しい」といっているのと同じなのです。
軽なのかダンプカーなのか、ご自身の目的によって
欲しい車は変わりますよね。
それと一緒です。

企業研究も大事ですが、少し視野を広げて業界研究をした
方がよりご自身にマッチした企業に出会えますよ。

ちなみにその求職者様には、
「そのコンサル会社と○○さんは考えがマッチしなかっただけなので、落ちたことは気にしないでください」と伝えました。
業界の生の声を聴きたい、という方はいつでもご相談ください。



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