学歴フィルターはどんな企業が設けているか

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ビジネス・マーケティング
つい最近、某サイトにて学歴で応募者を選別していると思われる記事が出ました。
真偽のほどや情報漏洩のことは置いておき、ここでは
「学歴フィルターはあるか」
「学歴フィルターはどのような企業が設けているか」
を記載していきます。

結論としては、学歴フィルターはあるということになります。
学歴と言っても、大きく分けて2通りあります。

順を追って説明していきましょう。

一つは高卒、大卒、院卒など、最終学歴に関するもの。
もう一つは、大卒の中でも難関大学やいわゆるFランク大学など、ランクによる学歴。

一つ目の最終学歴に関しては、個人的にはあまり意識していません。
大学ランクによるフィルターを設けている企業が、同時に最終学歴においてもフィルターを設けているのです。
逆に言うと、大学ランクによるフィルターを設けていない企業は最終学歴でもフィルターを設けていないのです。

ということで、二つ目の大学ランクに関する学歴フィルターについてお話を進めていきましょう。

冒頭に申し上げた通り学歴フィルターはあります。

とはいえ、現実的にはそこまでランクによってフィルターを設けている企業は少ないです。
理由は単純で、労働人口の減少により企業は若手社員を欲しているからです。
そのため、若い方(概ね30歳前後まで)は、大学のランクを気にすることなく応募をして問題ありません。

ただし、人気企業や人気職種は異なります。
応募者が多く、学歴というある意味分かりやすい物差しで測定をしないと選考に膨大な時間がかかってしまうためです。
「少数精鋭で戦いたい」というベンチャー企業もフィルターを設けている傾向があります。

書類通過を例にとると以下のようなところでしょう。
ここでは同じ年齢で似た経歴をした方がいたと仮定します。
・東大京大、早慶上智は問題なく書類通過
・GMARCH、関関同立は書類に目を通し、悪いところがなければ通過
・上記未満は、パッと書類を見て、余程目を引いて良いところがなければ不通過

では、人気企業や人気職種のほか、どんな企業が学歴フィルターを設けているのか、簡単な見分け方法はないのでしょうか。

私が感じた「こんな企業は学歴フィルターがあるな」というものをいくつか挙げてみます。
1, 代表・社長の学歴が早慶以上。
2, 会社のホームページに記載されている代表・社長のプロフィールに学歴が記載されている。
上記2つがある場合、大抵の企業では学歴フィルターがあるようです。
社長以外の役員にも最終学歴が記載されていた場合、さらに学歴フィルターがある可能性が高くなります。

あくまで私が感じたことなので実際に該当企業で学歴フィルターを設けているか否かは明言できませんが、一つの指標にはなります。

ではなぜ学歴フィルターがなくならないのか、それに関しては後日改めてお伝えします。


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