現在のドル円相場は、ジリジリと上昇を続ける「逆張り厳禁」の強いトレンドにあります。その背景にある、逃れられない3つの構造的要因を解説します。
1. 「ホルムズ海峡封鎖」によるドルの圧倒的需要 🚢💥
世界のエネルギー大動脈であるホルムズ海峡が、イランの攻撃により事実上の封鎖状態にあります。
長期化の懸念: 民主主義国家ではないイランには、株安や世論といったブレーキが効きません。
ドル高のメカニズム: 原油は「ドル決済」が原則です。封鎖による原油価格の高騰は、そのまま世界的なドル需要の爆発(=ドル高)に直結します。
2. 動けない中央銀行:FRBと日銀のジレンマ 🏦⚖️
日米両国の中央銀行は、この地政学リスクにより完全に「手縛り」の状態です。
FRB(米連邦準備制度理事会): 来週18日のFOMCで利下げは不可能です。原油高によるインフレ再燃のリスクがある中、市場の利下げ予想は2026年12月まで大きく後退。これが強いドル買い圧力となります。
日銀: 来週19日の会合でも利上げは困難です。万が一、利上げ直後に海峡が解放され「原油安」に転じた場合、景気だけを冷やす最悪のシナリオになるため、現状維持を選択せざるを得ません。
3. 止まらない「実需の円売り」という現実 📉🇯🇵
日本にとって、今回の事態は致命的です。
輸入依存度: 原油の9割以上をホルムズ海峡に依存。
円売りの加速: 封鎖を受け、他ルートから高額な代替原油を確保する必要があります。
「円を売って、高いドルを買い、原油を確保する」という実需の円売りが、今後長期にわたり相場を押し上げ続けます。
💡 結論
ホルムズ海峡が解放されない限り、この「ドル高・円安」の奔流を止める術はありません。 地政学の行方を注視しつつ、現状中長期的には上昇トレンドに逆らわない考えが必要かな〜っと考えてます🤔