今週の為替市場は、経済指標以上に地政学リスクが主役となる、神経質な展開が予想されます。
💹 ドル円:156.00〜160.00円のレンジ予想 🚀
中東情勢の悪化(米国・イスラエルとイランの緊張)を受け、安全資産としてのドルに資金が集まりやすい状況です。
強気材料: 「有事のドル買い」に加え、日銀の早期利上げ観測が後退。リフレ派の審議委員指名や、春闘の回答(5.94%)が昨年を下回ったことで、4月利上げへの懐疑論が出ています。
注目指標: 11日の米消費者物価指数(CPI)。インフレが根強ければ、ドル高に拍車がかかる可能性があります。
🇪🇺 ユーロドル:上値の重い展開 📉
欧州はエネルギー価格高騰の影響をダイレクトに受けるため、景気懸念が強まっています。
弱気材料: 地政学リスクによるドル独歩高と、欧州経済の構造的な弱さが重なり、反発のきっかけを掴みにくい状況です。1.1400ドル付近の下値を探る展開を想定。
🇦🇺 豪ドル:資源国通貨としてのジレンマ 🦘
エネルギー高の影響: 原油・天然ガス価格の急騰は資源国である豪州には本来プラスですが、現在は「リスク回避の円買い・ドル買い」が勝っており、不安定な動きが続いています。
テクニカル: 豪ドル/NZドルが1.20NZドルの大台を突破するかどうかに注目が集まっています。
📅 今週の主要イベントカレンダー
日付
通貨
指標・イベント
重要度
3/10 (火)
AUD
2月NAB企業景況感指数
⭐⭐
3/11 (水)
USD
2月消費者物価指数 (CPI)
⭐⭐⭐
3/12 (木)
USD
新規失業保険申請件数
⭐⭐
3/13 (金)
USD
1月PCEコアデフレータ / ミシガン大消費者態度指数
ワンポイントアドバイス
経済カレンダーの数字よりも、「中東からのニュース速報」で相場が数十ピップス一気に飛ぶリスクが高い週です。ストップ注文(逆指値)の徹底と、レバレッジを抑えた運用を心がけましょう!
米国がサマータイムに移行することで、取引時間や経済指標の発表時刻が1時間早まります。
📊 取引への直接的な影響
指標発表のタイミング: ニューヨーク市場の主要指標(CPIや雇用統計など)の発表が、日本時間22:30から21:30に変更されます。
市場のクローズ: ニューヨーク市場のクローズ(ニューヨークオプションカット等)も1時間早まるため、深夜の流動性の変化に注意が必要です。
💹 為替相場の追加考察
ボラティリティの先行: 指標発表が早まることで、欧州市場の後半と米国市場の開始が重なる「コアタイム」がより活発になります。21時台からの急変に備えましょう。 📈
ドルの需給: 夏時間への移行期は、季節的な資金フローの変化も重なりやすく、これまでのドル買いトレンドが加速するか、あるいは一旦の調整(利益確定)が入るかの分岐点になりやすい時期です。 📉
📅 サマータイム適用後の主要スケジュール(日本時間)
イベント
冬時間(これまで)
夏時間(3/9〜)
米経済指標発表
22:30
21:30
NY市場オープン
23:30
22:30
NYオプションカット
24:00
23:00
ロンドンフィキシング
25:00
24
ワンポイントアドバイス
慣れるまでは「発表時間を1時間勘違いしていた!」というミスが起こりやすいです。特に今週11日のCPI発表は21:30ですので、チャートの前で待機する時間を早めに設定しておきましょう! ⏰