題名の通りですが、今週金曜に控えている日銀金融政策決定会合、ここで4月日銀YCC撤廃があるのではないかとの思惑が強くなっていますが、個人的には4月にはないと考えています。
理由としては、植田日銀総裁は、以前より『基調的な物価の見通しが一段と改善していくという姿になっていく場合にはYCCを見直す』と発言しており、衆議院決算行政監視委員会分科会でも、同様の質問を受けた際に、『調的な物価の見通しというのは、なかなか数字その他を申し上げにくいものではありますが、簡単に申し上げれば、半年先、1年先、1年半先の私共の物価の見通しが、かなり強いものになってくる、2%前後になってくる、しかもそれについての見通しの確度が高まったという風になってくると認識できた時と考えております』と述べています。
つまり、YCC修正は展望レポートでの物価見通し次第と暗に仄めかしていると個人的には考えており、1月時点の展望レポートから現在まで何が変わったかと言われると、何も状況は変わっていないため、最短でも4月の展望レポートでYCC修正の道筋を作って、クリアした際には修正、撤廃の流れになるのではないでしょうか。
あくまでこれも1月時点の展望レポートの内容ですが、2024年度のコアコアCPI前年比見通しは1.6%、2.0%からは大きく乖離しています。ただ、今回から2025年度の見通しが発表されます。当然電気代の値上がりと食品関連の値上がりが加味された内容になるでしょう。ここで2025年度のコアコアCPI前年比見通しが2.0%である旨の発表があれば、2025年度に向けてのYCC修正が織り込まれていき、2024年後半の会合で修正を示唆することで一気に円高に振れるのではないかと考えています。
今回はあくまで初会合、いきなり舵取りを間違えると大惨事です。
慎重な方ですし、まずは様子見かなと考えています。