トレンドが続かない相場環境

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マネー・副業
先週木曜日にユーロ・ポンドが買われ、チャート的にも明確に上放れの状況・・・いよいよかな~と思っていたのですが、何と金曜日は完全に逆噴射・・・ユーロドルはまだ前日の陽線のゲインを失っただけで済みましたが、ポンドドル・ユーロ円・ポンド円は前日の陽線のゲインを失うだけに留まらず、大きく下押しして取引を終えています。

もちろん、まだチャートが陰転したとか、そういう印象を与えるものではありませんが、こういった足形の形成を目の当たりにすると能天気に「ユーロ・ポンドへの資金流入が続く」といった考えは、現時点ではもはや「妄想」と言っても過言ではないでしょう。

金融不安の嵐も過ぎ去ったのかなと思ったら再燃していますし、これはまた確実に円高要因となります。不安が現実化するかどうかはその時点になってみないと分からないので、そういった意味でもこの金融不安は、チャートを「攪乱」するものと考えられますよね・・・あるべきレートよりも円高に振れる動きが、ホンモノなのかどうなのかの判断が全く読めませんから。。そういう観点でも、本当に厄介な相場だな・・・という印象です。

現時点で明確なトレンドが存在している通貨ペアは見当たりませんので、また新しくトレンドの端緒を見つける旅に出るよりないわけですが、可能性という観点で言えば、オージーの下落、あるいはユーロ・ポンドが再評価されて買われる・・・この辺が想定できるシナリオと言えるかもしれません。

ホント難しい相場が続いていると思います。。。

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