人が考える天国

人が考える天国

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本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。

人について考える。

今日のテーマは、

「ちょっといい話」

です。




世の中には色んな例え話。

教訓になるお話があります。

例えば、

牢屋にとらわれた囚人の話。

同時期、同時刻。

同じタイミングで牢屋に入れられてしまった無実の男2人。

「どうしてこんなことに」

2人に接点はなく、別々に投獄されている。

男達は悩み苦しみ、

やがて辺りは静まり返った。

夜になったのだ。

嘆き回り、下ばかり見ていた男が顔をあげると、牢の片隅に小さな窓が見える。

四角い鉄格子の窓である。

とても小さな窓で、外に出ることはできない。

だが、

景色を見ることはできる。

1人の囚人は窓から沼地を見て、もう1人の囚人は窓から星空を見た。

沼地を見た囚人は絶望し、再び座り込んでしまった。

星空を見た囚人は、星の美しさに希望を感じた。




どんなに絶望的な状況になっても、自分が見るものによって世界は変わる。

素晴らしい教訓ですよね。

僕はこういった話が大好きです。

人に分かりやすく説明するために、物語として伝える。

これが自分にもできたなら。

そう思う人も多いかもしれません。

今回は、人に話せるいい話についてお伝えしていこうと思います。




「人は誰でも一つはいい話を持っている」

というわけで、自分が経験した話について考えてみました。

1番心に残っていたのは、親友のお母さんの言葉です。

以前、毎年のように福岡に行って、親友の仕事を手伝っていた時。

親友の親御さんと仲良くなりました。

「せっかく福岡に来たんだから、観光してきたらどう?」

という親御さんの紹介で、福岡大仏を見に行きました。

福岡の博多区にある大きな大仏。

奈良の大仏は何度も見たのですが、それに負けず劣らずの迫力。

木造では日本最大級の大仏様だそうです。

その大きさに感動したのですが、

僕が1番驚いたのはその大仏様の左側。

「この先、地獄」

という看板があり、中にはいっていくと地獄めぐりを体験できるんです。

・閻魔大王の裁判
・賽の河原
・血の池地獄

大きな絵とともに、ナレーションが流れ、地獄の説明が行われる不思議な空間。

狭い通路を進みながら、道順にそって進んでいくと。

やがて、

「この先、天国」

という看板が見えてきます。

リアルな描写が多かった地獄の絵。

そして、これから訪れるであろう天国。

自分の過去の記憶を振り返ってみると、

天国というものがリアルに描かれている描写は見たことがない。

お花畑で天使が・・・。

というイメージはあるのですが、そもそも日本の仏教の中で天使が存在するのだろうか。

西洋で描かれている天国はなんとなく想像できる。

でも、日本の天国のイメージは?

三途の川を渡って、その先にいる祖父や祖母が止めてくれる。

など不思議な逸話は聞いたことがある。

ただ、

天国そのものを描いた作品というのは思い浮かばない。

この先に待ち受ける天国とは、どういった世界なのか。

看板の先に足を踏み入れる。




深淵。




と呼ぶにふさわしい闇の世界。

照明も何もつけられず、ただただ暗闇の中を、手探りで進んでいく。

仏教で描く天国とはこういう世界なのか。

何も見えない。

何もないことが、天国なのか。




視線の先に一筋の光が見える。

あ、

あれが天国かな。

暗闇から差している光に手を伸ばす。

扉を開けるとそこは・・・。




大仏の右側。出口が用意されていたのでした。







追伸
 この話を親友のお母さんにしました。

「まぁ~。早速行ってきたのね~」

お母さんの柔らかい声が食卓に響く。

親友のお母さんは、家庭を照らす明かりのような存在です。

「そうなんです。日本の仏教では天国がどう描かれてるのか。ものすごく興味があったんですけど」

その答えにはたどり着けなかった。

「でも、それってこの世のことかもしれないね~」

え。

「どういう意味ですか」
「だって、この先に天国がある。そう書かれていて、先にあったのは今の世界ってことでしょ」

天国があるって言われたから、先へ進んだ。

その先にあったのはこの世。

「つまり、天国っていうのが今の世界ってこと。今の世界で生きて健全に暮らしているって事が天国。今を思い切り楽しみなさいって事じゃないのかしら」




親友のお母さんの考察に、ものすごく納得させられました。

今生きて、こうして話をできている事が幸せ。

それができている世界が天国。

そう考えたら、

世の中のすべてを尊く感じることができます。

この解釈が正しいのかどうかは分かりませんが、

僕の中で大切な答えが1つできあがった。




そんな出来事でした。
























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