本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考える。
今日のテーマは、
「疲れ」
です。
皆さんは不思議に思ったことはないですか?
同じ仕事を同じ時間行っても、
疲れを感じる人と、疲れを感じない人がいることに。
僕は毎日ランニングをするようになってから、疲れについて考えていました。
例えば、
毎日30分走っている時。
週に1度、1時間走るといつもより疲れを感じます。
いつもの2倍の時間を走れば、身体の負担は大きくなる。
当たり前ですよね。
その次の日。
30分だけ走ると、身体の負担が少なくなったように感じることができます。
1時間の運動量を半分にした。だから身体の負担が少なくなった。
これも皆さん、想像がつくと思います。
ただ、
この効果は数日間続くんです。
なぜでしょう?
これはランニングだけの話ではありません。
ジムでのトレーニングでもいいですし、仕事でもいいです。
皆さんの想像しやすい場面を思い出してください。
自分がいつもより負荷の高い行動を行った時、その後の日常生活が楽になったことはありませんか?
こう感じたのは若い頃の経験からです。
仕事が終わった後、同僚達が話しています。
「帰り、飯でも行く?」
「あ、これから友達とクラブなんですよ!」
楽しそうに話している同僚。
彼は毎日のように夜通し遊んで、次の日に出勤してきます。
眠そうな顔で。
そんな彼の勤務態度はいたって普通でした。
特別に優れた点はなかったのですが、人に迷惑をかけるような失敗もありません。
仕事だから当たり前!
そう思う方もいると思います。
でも、夜通し遊んでなくても、勤務態度が普通の人はたくさんいます。
ここがいつも不思議でした。
規則正しい生活をしているからといって、
仕事のパフォーマンスが上がるとは限らない。
これが最初にお伝えした、ランニングの話とつながるような気がするんです。
普通の人よりも長時間起きて、たくさん活動している人。
彼は疲れがたくさんたまっている。
はずなのに、仕事のパフォーマンスは変わらない。
むしろ、接客面では付き合いの多さもあって、優秀な部分がありました。
そんな彼に聞いたことがあります。
「そんなに色々やってて疲れないの?」
彼は答えました。
「寝るのってもったいなくないですか。楽しい事いっぱいあるなら、やらないと損じゃないですか!」
彼の中にあったのは「疲れ」ではなく「楽しいことをしたい」という想いだったんですよね。
人は楽しい事を追求することで、疲れを感じなくなるのかもしれません。
追伸
なぜ僕がこんな記事を書いたのかというと、
「そんなに毎日走って疲れません?」
と人に聞かれたからです。
彼と一緒です。
疲れるために走ってるんじゃないんですよね。
走った後の達成感や爽快感を味わうため。楽しむために走ってるんです。
走ったら疲れる。
という感覚もあまりなくなってきました。
もしかしたら、彼もそんな気持ちだったのかもしれません。