人の見分け方

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本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。

人について考える。

今日のテーマは、

「自分に優しい人、自分に厳しい人」

です。




「大山さん、人の見分け方ってありますか?」

以前、こんな質問をされたことがあります。

「何かあったんですか?」
「恋愛とかでもそうなんですけど。事前に付き合う前に相手の性格が分かればなって思って」

相談者は女性の方です。

人付き合いをする時。相手がどんな人間か。これを事前に知ることができれば、確かに便利かもしれない。

「人は生まれた環境や、関わった人間によって左右されるので。相手が必ずこうだ! みたいな先入観は持たない方が無難ですが」
「そうですよね」

やっぱり。と女性は落ち込んだ表情を見せる。

「ただ、僕が経験した範囲内で分かりやすい事例をいくつかお伝えさせていただければと思います」

というわけで、今回は人の見分け方についてお伝えします。

「例えば、自分に対して優しい人というのはどう思われますか?」
「優しい?」
「簡単に言うと自分に甘い人ですね」
「ああ、それなら分かります!」

相談者に自分に甘い人の特徴を聞いてみました。

1.ダイエットするって言ってても、すぐ食べちゃう
2.仕事頑張ろうって思ってても、すぐだらけちゃう
3.勉強しようって思っても、結局ダラダラして何もしない

「結構、具体的ですね」
「はい、ほとんど私の事なので(笑)」

女性は笑いながら答える。

「では、自分に優しい人。こういう人は人に対して厳しいと思いますか?」

自分に甘い人が人に対して厳しいかどうか。

「えーっと。厳しくないと思います」
「どうしてですか?」
「やっぱり、自分ができてないのに人に厳しくするのはおかしいと思うんで」

ということは、

「自分に優しい人は、人にも優しいって事ですかね?」
「人に優しいかどうかは分からないですけど。人に対してあまり文句は言わないかもしれません」

上に視線を動かしながら女性は答える。

「では、自分に厳しい人はどんなイメージがありますか?」
「厳しい人ですか・・・」
「誰でもいいですよ。親御さんでも、学校の先生とか。上司とかでも」
「あ、父が厳しいと思います!」

どうやら思い当たったらしい。

「お父さんはどんな方でしたか?」
「そうですね。学校の先生だったんで、あれしなさい。これしなさい。って言われたことが多かった気がします」

幼い頃はよく注意されたらしい。

「お父さん自身は、自分に厳しかったですか?」
「そうですね。時間にうるさかったです。自分で予定を立てて、ちゃんとこなしてました」

女性はうなづきながら答える。

「あ、そういう事ですか!」

どうやら何か気づいたらしい。

「自分に優しい。甘い人は、人にも優しくなる事が多いって事ですか!」
「今までの話をまとめるとそうですね」
「じゃあ、自分に厳しい人は、人にもそれを求めるって事ですか!」

答えが出たみたい。

「そっか。じゃあ、自分に甘い人だったら。私にも優しくしてくれるかもしれないって事ですよね!」

彼女は静かにうなづいたのでした。




追伸
 自分に優しい人は、相手にも優しくなる。

これはあくまで一例ですし、一長一短があります。

自分ができてないから、人に言えない。

という考え方では、相手に本音を話せないかもしれません。

また、

自分に厳しい人は、人に厳しくなる。

これも同様です。

自分に厳しい基準を設けることで、人にも厳しく指導する。

厳しいと言われると敬遠されそうですが、

相談者の女性はお父さんを好きと言っていました。

自分が決められないことも、テキパキと決めていくお父さんはとても頼もしいそうです。

厳しい基準を自分に設けて、それを達成している人の言葉には自信があるんですよね。

ただ、人にその基準を押し付け過ぎると嫌われるのは分かりますよね。




僕自身、

「この人はこのパターンだ!」

と決めつけていた時期はありました。

ただ、そう思った時点で、そういう風にしか人を見れなくなってしまいます。

だから、決めつけるのはやめました。

人と関わる時、大切なのは目の前の情報だけではありません。

その人が今までどんな生活をしてきて、

どんな人達と関わって、

何をしようとしているのか。

これを理解しようとするのが1番かもしれません。













































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