成長のコツ その2

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本日も記事をご覧いただきありがとうございます。

前回の記事では、

「成長のコツ」についてお伝えしました。

自分の成長を視覚化する事で、自分の成果を実感する。

これを肉体だけでなく、知識でも活用するにはどうするか。

今回は僕のもう1つの習慣。

読書を通してお伝えしていきます。







皆さんは本を読みますか?

本は人にさまざまな知識、娯楽を与えてくれる。誰もが本を読めば賢くなれる!

という事を多くの人が知っている。はずですが、毎日読書をしてる人はあまりいません。

・本を読んでも頭の中に入ってる気がしない
・読んでも忘れるから同じところばかり読んでしまう
・分からない言葉があると眠くなる

僕の周りではこういった声がよく聞こえてきます。


実際、僕もそう思います。


僕自身、本を読んで全てを理解したという経験は一度もありません。


そもそも、人間の記憶がそういうものなんですよね。

・学校で学んだ教科書の内容
・1ヶ月前に見た新聞や雑誌の記事
・5日前の夕食

皆さんは正確に思い出せるでしょうか。

「5日前の夕食も思い出せないのに、本の内容なんて思い出せるわけないだろ!!」

そんな声が聞こえてきてもおかしくありません。

ではなぜ、僕が読書をするのか。

それは続ける事で得られるものがあるからです。




ここからは実践編です。


どんな本でもいいので、手にとって5分間。サーッと目を通してください。


じっくり見なくても構いません。

サーーーーーーーーーーーーーーーーーッと

終わりましたか?

では本日のノルマは終了です。

お疲れ様でした。




これを3日間繰り返してみてください。

同じ本を5分間、流し読みするだけ。

繰り返し読んだ方は、きっと変化に気付くと思います。

サーッと読んでいても、どこに何が書いてあるのか。

想像ができるようになっています。

書いてある内容、全てを理解できるわけではありません。

でも、

何が書いてあるかは想像できる。

不思議ですよね。

読んでも忘れる本の内容を、流し読みなら予測できるようになっている。

なぜか。

本を意識するようになったからです。

人間の記憶は大きなカテゴリーから派生するようになっています。

例えば、

紙を用意していただいて、中央に「野球」と記入します。

その周りに野球に関するものを思い浮かべて書いてみてください。

・ボール
・バット
・ピッチャー
・キャッチャー

色んな言葉が浮かんできます。連想ゲームみたいですよね。

実は脳も同じ仕組みになっているんです。

その証拠に、人と会話している時。


「何か話して」

そう言われて、スラスラ話せる人はなかなかいません。

何を話せばいいかを考えてしまうからです。

そんな時、

「あの映画の事を話して」

と言われると話しやすくなります。

これは具体的に想像しやすいテーマを提供される事で、情報を引き出しやすくなったからです。

これは読書も同様です。

全く知らない本を連想しても言葉は出てきませんが、

3日間目を通した事のある本なら、情報は引き出せるようになります。

あとは読んだ本のタイトルを紙の中央に書き出して、連想できる言葉を書いてみる。

毎日続けていると、自然と書き込める言葉が増えていきます。

紙に書くための読書になったからです。

目的をもって読書をすると、本の内容は記憶に定着しやすくなります。

そして、書ける言葉が増えると人は成長を実感することができます。




記憶に本の内容が定着するようになると、読書は楽しくなります。

もちろん、最初はうまくいかないかもしれません。

まずは少しずつ、自分の中に読みたい本を定着させていくところから始めましょう。


追伸
 毎日頻繁に目に触れることで、記憶に定着するものはたくさんあります。

例えば、

人との出会い。

同じクラスや同じ職場など、毎日会って挨拶を交わす人の記憶は残りやすいのは分かりますよね。

逆に、

家から駅までの道で出会う人々。駅で出会う人々。職場に向かうまでに出会う人々。

何十人とすれ違っているはずなのに、記憶にはほとんど残りません。

これはどういう事か。

脳の記憶は普段から使う記憶ほど定着しやすく、使わない記憶はすぐに忘れられていきます。

毎日同じ本のタイトルが目に飛び込んできたら、脳はその情報を必要だと判断し、本のための記憶領域を確保するようになります。

人の習慣には記憶を定着させる効果もあるんですね。






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