本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考える。
本日のテーマは、
「人は成長する」
です。
それから3週間。
再び彼女から連絡が入りました。
「どうかされましたか?」
「ちょっと気づいた事があるんですが、良いですか」
「分かりました」
僕への疑いから始まった、相談者の付き添いの女性が、
まさかのリピート。
「お久しぶりです。どうされましたか?」
「大山さんに言われて、考えてみたんです!」
彼女はすごく興奮している。
「何をですか? とりあえず落ち着きましょう」
場所はいつもの喫茶店。
彼女に飲み物を促しながら、話を聞いてみる。
「社員のみんなを自分の子どもだと思って、話を聞いてみたんです」
おお、それはそれは・・・。
「どうなりましたか?」
「はい。なんか今までちゃんと話を聞かないなぁって、そう思ってた社員もいたんですけど」
彼女は前のめりになっている。
「大人だから理解しているだろうって、そう思ってた事も伝えるようにしたんです」
「なるほど」
相手が分かっているという思い込みを、相手を子どもとして認識することで一から伝えるようにしたと。
「どうなりましたか?」
「指示が通りやすくなりました」
「おお、すごい!」
「あんなに、みんなが言うこと聞かないって思ってたのに」
「言うこと聞かなかったんですか?」
「いえ。今思うと、私の説明が足りなかったんですよね」
自分の責任と認識することで、人は成長する。
「すごい気付きですね」
「うちの子どもは4歳なんですけど、ちゃんと言わないと伝わらないし。ちゃんと言ってもなかなか伝わらないんです」
子どもは気分、感情で動く。
「それに比べると、大人ってすごいですよね。ちゃんと伝えたらやってくれる」
「そんなに変わったんですね!」
自分が変われば、世界が変わる。
「あの子とも向き合ってみました」
今回の話のテーマになっていた、十年近くの付き合いがある、新人社員・・・だった方。
「あの時、理解してあげられなくてごめんねって言ってみたんです」
「何年も前の出来事ですよね」
「はい! でも、なんか胸のつかえがとれた感じがして」
すごいなぁ。
ちゃんと過去と向きあっている。
「彼女はなにかおっしゃってましたか?」
「そんな昔のこと良いですよって言いながら・・・」
「言いながら?」
「めちゃくちゃ覚えてましたね。やっぱり何かお互いに何か抱えていた感じで」
「へぇ~」
お互いに理解し合えたのかもしれない。
「これはちゃんと、大山さんに報告したくて!」
「それはそれは、ありがとうございます」
彼女の喜びの報告を聞きながら、
僕は心が温かくなるのを感じたのでした・・・。
追伸
何年も前の出来事でも、
思い出すと嫌な気持ちになるような思い出が、人には存在します。
その出来事がもしかしたら、
自分自身の考え方を変えているかもしれません。
「人にちゃんとしても、人はちゃんとしてくれない」
お会いした当初に言われていた彼女の思い込み。
それが、
次にお会いした時は、いつの間にか解決していました。
僕が思っていたよりもずっと早く、予想外の結末でしたが、
人は成長する生き物です。
人はきっかけさえあれば、いつだって変われるのかもしれませんね。