本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考えよう。
本日のテーマは、
「相手を認める」
です。
話もいよいよ終盤。
「親父が息子と一緒にいたいとか、本当に考えますかね。。あの親父が」
「まぁ、会社を継がせる意図があったとしても、好意がないと継がせないよね」
お父さんへの見方は変わりつつあるものの、どうしても半信半疑の様子。
「あとは今後、自分が何をしたいかだよね」
「それなんですよね・・・」
親の会社を継がないにしても、今後どうするかは定めておきたい。
「今働きながら探すっていうのはできないの?」
「いえ。それをやってはいるんですけど」
「お父さんの仕事を見ながらでもできるんじゃない?」
「朝から晩まで働いて寝るだけなんで」
他に自分が行動する時間がないらしい。
「あとは・・・。社長になりたいって言ってたよね?」
「はい」
「今の仕事を社長の仕事を学ぶ時間だって考えたら?」
「社長の仕事を学ぶ・・・」
彼は考えている。
「社長の近くで仕事してるんでしょ」
「はい」
「お父さんなんだから、ある程度聞いたら教えてくれるだろうし」
「まぁ、怒られますけどね」
「前の会社で学んでなかった?」
「何をですか?」
「どうやったら社長が喜ぶか」
彼の顔が驚きに変わる。
「あれって親父にも有効なんですかね?」
「人がどうやったら喜ぶかっていうのは、誰にでも通用すると思うよ」
喜ばせる対象は「人」だから。
「どうやったら会社を経営できるかとか聞いてみたら?」
「えー」
「社長の勉強になるでしょ」
「それはそうですけど」
「お父さんも自分に興味を持ってもらったら喜ぶでしょ」
「そんなもんですかね」
普段は厳しいのに、息子に対して気を使うぐらい、嫌われたくないお父さん。好かれるのはきっと大歓迎。
「尊敬してるとことかないの?」
「そうですね・・・」
彼は考えながら、
「うちのお母さん、身体が弱くて働けないんですけど、親父がその辺の生活費とか養育費は全部出してくれてたみたいで」
「離婚してるのに?」
「そうですね」
すごい!
養育費だけじゃなく、元妻の生活費まで。
「そういうところは尊敬してますね」
「なら、学ぶところたくさんあるやん!」
「そうですね」
「お父さんから学びながら、やりたいことも見つけていいんじゃないかな」「そうですよね。手伝いながら、学んだらいいんですよね」
ようやく、彼の中で答えが出たのでした。
話も終わって、
「今から和歌山帰るの?」
「いえ。彼女に会ってきます」
「大阪来たから?」
「はい」
若いっていいなぁ。
「バレンタインのチョコ買っていけば?」
このお話は去年の2月の出来事。
「男が贈るって変じゃないですか?」
「人がやらないことをやるからこそ、値打ちがあるんだよ!」
というわけで、二人でGODIVAへ向かう。
「好きなもん選べ」
「大山さんが買うんですか?」
「彼女大事にするんやろ?」
「ありがとうございます」
2人であーだこーだと選んでいると、店員さんの視線が気になる。
「いや、違うんですよ。この子の彼女へのバレンタインプレゼントですよ」「そんな事、店員さんも疑ってませんって」
店員さんからも笑みがこぼれる。
「それじゃ、頑張れよ」
「はい。今日もありがとうございました!」
彼は彼女の元へ向かっていったのでした。。
追伸
人の悩みって色んな側面がありますよね。
好きな人にも嫌いな部分はあるし、
なりたいものがあるのに、それを目指せてないんじゃないかという葛藤。
親子の衝突や、会社での仕事の意味。
人の話を聞くといつも思います。
正解は自分の中にしかありません。
彼のお父さんが本当に彼と一緒にいたいのか。
それとも、
ただただ、会社を継がせたいだけなのか。
でも、
人間想いの彼は、
「お父さんが一緒にいたいと思ってくれてる」
そう思うだけで、今よりも会社の仕事を頑張ることができます。
すべては彼が自分の物語をどう生きるか?
それだけなんですよね。
その後、彼は父親と和解しながら、会社を手伝っているそうです。
彼の物語がうまくいっているようで、何よりです。