本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。
人について考えよう。
本日のテーマは、
「親子の距離感」
です。
後輩が目指しているもの。それは、
1.人に優しくて、
2.自分に自信があって、
3.母親の面倒が見れて、
4.お金を持ってて、
5.彼女にちゃんとできる
そんな人物。
前回その意味を深堀りした時も、
1.人に優しくするには、余裕が必要。余裕がある時はお金がある時。
2.自分に自信がある時も余裕がある時、余裕がある時はお金がある時。
そして、4番目の「お金を持ってて」の言葉。
彼の5つの理想のうち、3つはお金が関連している。
お金があることですべてが解決できる。
というわけでもないのですが、本人がそう思っている以上、最初はそれに関わるお話をするのが一番です。
「今は会社の給料だけかな?」
「そうです」
「前の会社より給料は?」
「いいですね。朝から晩まで働かされますけど、自動車の販売の頃よりは全然いいです」
現場系の会社なので、給料が高いらしい。
「ということは、今のところお金は問題ないって事かな?」
「はい。ただ・・・」
「ただ?」
「会社行って疲れて寝るっていうのの繰り返しなんで。あんまり・・・」
なるほど。
理想を語る上で、2回繰り返していた「余裕がある」という言葉はそういった意味もあるんだ。
「少し気になったんだけど」
「はい」
「人に優しくっていう言葉。そして、母親のために。彼女のためにって言ったよね?」
「はい」
「人に関連する言葉が出る人は、愛情深い人が多いんだけど」
理想を語る時、自分のことしか話さない人もたくさんいる。
「ありがとうございます」
「ただ、お父さんの話が出てこなかったんだよね」
「あ・・・」
人に対して想いが強い人が、父親に対しての感情がないのは不思議。
「もしかして、お父さん嫌いかな?」
「えーっと・・・。嫌いというか、怖いんですよね」
「怖い?」
「はい。体育会系の会社なので。怒ると怖いですし、周りの社員さん達も親父に怒られないように仕事してる感じで」
まぁ、現場系の仕事は上下関係は厳しそう。
「だから、あんまり・・・」
「自分に対しても厳しいの?」
「いえ。一方的に怒るみたいなのはないですね。僕がそういう風に言われるのが嫌だって分かってるみたいで」
「気を使ってくれてるん感じ?」
「そうですね」
厳しい社長が気を使ってくれてる。
「それって大事にされてるんじゃないの?」
「どうなんですかね。よくわかんないですけど」
「他には? お父さんのエピソード」
「そうですね・・・」
彼は考えながら、
「社員の人が親父と酒を飲んだ時に、いっつも僕に会社を継がせたいって言ってるって。そう聞きました」
「それを聞いてどう思うの?」
「うーん。なんだろうなって思いますね」
なるほど。
「お父さんは心配してるんじゃないかな」
「え?」
「普段は厳しいお父さんが、息子には気を使って喋るっていうとこ。そして、酒を飲んでの会社を継がせたいって話」
「それは会社を継がせたいからですよ」
いや・・・おそらく、
「一緒にいたいからじゃないの?」
「え」
「自分が小さい時に離婚したんでしょ?」
「はい」
「お父さんは小さい頃は、そばにいてあげられなかったんでしょ」
「いや、そうですけど。あの親父がですか・・・」
「なんかそんな感じがする。話聞いてると、バリバリ仕事できる人だし、人の言うことは聞かなさそうな気がする」
「そうですそうです。自分でやって自分でうまくやる人ですね」
「じゃあ、余計に息子にだけ気を使うのはおかしいでしょ」
「そうなんですかね・・・」
疑問に思いながらも、彼の表情には笑顔が出てきたのでした。
追伸
親子関係。
喧嘩している時、当事者同士で話すと揉めるケースが非常に多いです。
普段から一緒にいると、お互いに遠慮がなくなりますし、
近すぎるために余計な一言も言ってしまいます。
でも考えてみると、
小さい頃から育ててもらったり。
学校のお金を払ってもらったり。
親に感謝するべきことはたくさんあります。
でも、近くにいるとどうしても素直になれない時があります。
そして、
「誰が金を払ってやったんだ」
などと親が言った途端、確実に揉めます。
こういう発言が出る時は大抵、喧嘩している時だからです。
そんな時、第三者が、
「お父さんも育てるために、色々してくれたはずだよ」
と言うと、人は素直に聞き入れることができます。
距離が近ければ近いほど、人は素直になりにくく、第三者を入れたほうがうまくいきやすいんです。
親子って本当に難しいですよね。。