昔の文字や看板を見て「これなんて読むんだろう?」と感じたことはありませんか?
私自身、古文書を勉強していく中で、街中の「くずし字」に出会うたびに「形の面白さ」と「言葉のルーツ」にワクワクします。
せっかくなので、その学びをクイズ形式にしてシェアしてみようと思いました。読めそうで読めない文字の世界を、一緒に楽しんでみませんか?
今回は初めての試みです。
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それでは今日の問題です!
Q:この文字、なんと読むでしょう?
A. きそば
B. なまそば
C. おそば
駅でよく見ますよね。
正解は…… A.きそば!
「そば」の字母と呼ばれる元の文字は、「楚者‶」になります。「楚」は「そ」と読めますが、「者」が「は」とは驚きですね!
ところで「生そば」って、実は2つの意味があるんです。
生蕎麦(きそば) … そば粉100%で打った十割そばのこと
生そば(なまそば/きそば) … 茹でる前の生麺、打ち立て”を指すことも。
調べてみると、「そば=生蕎麦(きそば)」の意味で使われていましたが、時代が進むと二八蕎麦(小麦粉2:そば粉8)が主流になり、区別のために高級店が「生蕎麦」と名乗ったそうです。
やがて幕末以降、区別は曖昧になり、現代では両者が混在して使われることが多いようです。「生そば」は店によってニュアンスが違うかもしれませんね。
くずし字を追ってみると、「どこを残してどこを省くか」の工夫が見えてきてデザインとしても興味深いですね。(私はデザインの専門家ではありませんが)看板の文字を「形」として眺めると、意外な発見があります!
まとめ
・そばの字母は「楚者”」
・「生蕎麦(きそば)」は十割そばを指し、「生そば(きそば/なまそば)」は茹でる前の生麺や打ち立ての蕎麦を意味しています。
・現代の看板では、店によって表記やニュアンスが異なる場合があります。
※本クイズで使っているくずし字風の画像は、字母(くずし字のルーツ)をベースにした再現やフォントを活用しました。学術的な厳密さを保証するものではなく、デザイン的な参考・再現した文字としてお楽しみください。
こうした文字や看板の背景にある歴史や文化に触れることは、街歩きの楽しみを深めるだけでなく、自分のルーツをたどる旅へとつながる発見にもなりそうです。