【広告】LINE:ITP対策について(2021年10月)

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IT・テクノロジー
こんにちは。
現役広告プランナーかなひびmamaです。

LINE広告で以前から課題になっていた、
iOSユーザーのCVが取れない問題。。

直近で、ITP対策を提示してくれましたね!

1)手動詳細マッチング
  LINE Tagを改修することにより、
  LINE Tagを通して広告主Webサイトから
  送信される電話番号/メールアドレス情報を受け取り
  LINEユーザーとのマッピングを行うことで
  コンバージョンユーザーとして管理画面に反映します。
  そのため、今まで欠損していたCVデータが
  拾えるようになるそうです。
  ※もともとどれくらい欠損していたか?は言及されていませんが…

  この手動詳細マッチングを導入するしたことで
  CVRやCPAが改善した会社様が65%以上とのことでした。
  是非これは対応していきたいですね。
  ※恐らく広告主様で気になるのはそのマッチングした情報って
   LINEに吸い取られるの?があると思いますが、
   マッチング後に削除しているそうですよ。
   (LINE広告規約、第17条 オーディエンスデータの取扱いより)

2)クロスドメイン設定
  広告で設定している遷移先LPとサンクスページの
  ドメインが異なる場合でもコンバージョン計測が
  できるようになる機能です。

  よくあるのが、記事は別ドメインで作成して
  本ドメインの商品LPに遷移させてCVさせるパターンや
  サンクスページはドメインが違うよ、のパターン。
  今まではこれも計測欠損が大きかったはずです。
  ベースコードをクロスドメイントラッキングに対応したものに
  変更すると適用することができます。

  ドメインが違う場合は是非試してみて下さい。

★まとめ
手動詳細マッチングは導入後の計測精度は非常に高いものの、
導入ハードルが非常に高いようです。
※顧客の電話番号情報等を取得しており、
 広告での利用許諾を得ている必要があるため

一方、クロスドメイン計測は導入ハードルは低いものの、
導入後の計測精度は手動詳細マッチングと比較すると高くはありません。
そのため、導入ハードルと精度のバランスを考慮したうえで
導入するアイテムをご検討されたほうが良いかもしれませんね。



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