〈恋愛項目〉
1. 彼、彼女を独占したい。
2. 彼、彼女のためなら何を犠牲にしてもかまわない。
3. 彼、彼女なしで暮らすのは大変つらい。
〈好意項目〉
1. 彼、彼女は好感が持てる。
2. 彼、彼女は自分もそうありたいと思うような人だ。
3. 彼、彼女と自分は似ている。
これを見ると恋人や友人に抱く「好き」という感情が整理されると思います。
簡単に言えば、
ということです。
これであれば、同性であろうが、異性であろうが「好き」という感情を持つことに抵抗はなくなりますね。
好きの感情には2つあることはわかりました。
ではここで次の疑問です。
好き感情は男性と女性で共通でしょうか?
価値観や環境が違えば捉え方も違ってきて当然です。
同じ「好き」でも男性と女性では少し違うようです。
次に男性と女性の「好き」のとらえ方についてお話します。
3. 男女間で「友情」は成立するのか?
この疑問には長年悩まされてきました。
私も好きな女の子に告白して「友達としてしか見れない」とよくフラれたものです(笑)。
大学時代は女友達ともお酒を飲みながら「男女の友情は成立するのか」問題についてずいぶん議論したものです。
結論から申し上げると、
①男女間での友情は成立する。
②ただし、友情が成立しても男性は時間が経つと恋愛感情を抱く傾向がある。
③女は時間が経っても割り切りが可能。
男女の友情関係には「性差」が存在するということなのです。
このことから、普通に遊んでいた女友達を好きになってしまう男性の気持ちがわかった気がします。
もちろん、女性であっても、一緒にいて楽しかったり、一緒にいて安心できる人には魅力を感じることが多いのでやはり恋愛感情を抱くことは大いにあると思います。
結局は人の気持ちです。
男女差や個人差があることでコミュニケーションが楽しくなったら、恋愛に悩んで成長したりできるのです。
4. まとめ
①好きという感情には「LOVE」と「LIKE」の2つの意味がある。
②LOVEには「独占したい」、LIKEには「一緒にいて楽しい」という感情がある。
③男女間の「友情」は成立する。ただし、男性の方が時間が経つと恋愛感情を抱きやすい。
今まで抱いていた疑問がこのブログで少しでも解決できればうれしいです。
5. 参考文献
「LOVEとLIKEの違い」 についての研究はこちら
Rubin, Z. 1970 Measurement of romantic love. Journal of Personality and social Psychology, 19, 22-30.