昨日まで、あんなに優しく接することができたのに。
今日は、ささいなことで親にきつい言葉をぶつけてしまった...。
そんな自分に気づいて、心臓がぎゅっと掴まれるような自己嫌悪に陥っていませんか?
「なんてひどいことを言ってしまったんだろう」 「親は何も悪くないのに」 「私は、なんて冷たい人間なんだろう」
(私自身、これ良くありました。)
もしあなたが、親へのイライラと、その後の罪悪感との間で板挟みになっているのなら。どうか、これ以上ご自分を責めないでください。
介護中にイライラしてしまうのは、あなたが「悪い人」だからではありません。それは、心と体が発している、自然で、当然のSOSサインなのです。
あなたのせいじゃない。イライラが生まれる3つの理由
あなたが感じているイライラは、決して理由のないものではありません。そこには、介護という特殊な状況が生み出す、明確な原因があります。
心身の「エネルギー切れ」 仕事、家事、そして介護。
24時間365日、気を張り詰めているあなたの心と体は、気づかないうちにエネルギーを消耗しきっています。
スマートフォンのバッテリーが残り1%になったら、正常に作動しなくなるのと同じ。心のエネルギーが枯渇すれば、優しさや忍耐力を保てなくなるのは当然のことです。
「コントロールできない」というストレス 親の体調や機嫌は、あなたの努力とは関係なく変化します。
良かれと思ってやったことを拒否されたり、何度も同じことを聞かれたり…。先が読めず、自分の思い通りにならない状況が続くことは、人間にとって非常に大きなストレスになります。そのストレスが、苛立ちという形で現れているのです。
「失っていくこと」への悲しみ 昔はあんなにしっかりしていた親が、少しずつ変わっていく。その姿を見るのは、言葉にできないほど悲しく、寂しいものです。その行き場のない悲しみが、怒りやイライラという感情に姿を変えて、あなたの心に現れることも少なくありません。
自分を責めないための、心の処方箋
では、イライラしてしまった時、どうすれば自分を責めずに済むのでしょうか。
まず、イライラという「感情」と、あなたという「人格」を切り離して考えてみてください。
「イライラしている私」は、あなたの全てではありません。
それは、極度のストレス状況に置かれた人間が示す、ごく一部の反応に過ぎないのです。
感情は、天気のようなもの。晴れの日もあれば、嵐の日もあります。嵐が来たからといって、あなたが「悪い人間」になるわけではありませんよね。
もし、親御さんに対してカッとなってしまったら。
心の中で、こう唱えてみてください。 「ああ、今、私の中に『イライラ』という嵐が来ているな。それだけ疲れているんだな」と。
自分を責める代わりに、自分の「疲れ」を認めてあげる。
罰するのではなく、いたわってあげる。
それだけで、自己嫌悪の沼から少しだけ抜け出しやすくなるはずです。
あなたが親御さんを大切に思う気持ちと、介護中にイライラしてしまう気持ちは、矛盾することなく、あなたの心の中に同時に存在していいのです。
どうか、その両方を、あなた自身が受け止めてあげてください。
そして、愚痴を言ってはいけない、自己嫌悪の気持ちを吐き出してはいけないという想いがよりご自身を苦しめます。
私自身、自分の感情を吐き出す場が欲しいと、本当に思いました。
その経験から、このサービスを提供しようと思いましたので、是非安心してこのサービスをご利用頂ければ幸いです。
宜しくお願いします。