先日、あるクライアント様からWordPressサイトのフォント・行間・レイアウト修正をご依頼いただきました。
着手してすぐ、異変に気づきました。
編集画面でフォントを変更して保存しても、実際のページに反映されない。表示/非表示の設定が動かない。一部のウィジェットはそもそも編集できない。
原因はひとつ。Elementor ProがWordPressのバージョンと合っておらず、正常に機能していない状態でした。
通常であれば数分で終わる作業が、CSSで1セクションずつ個別に上書きする大工数の対応になりました。それでも対応できない箇所は最後まで残りました。
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なぜこれが起きるのか
WordPressは「誰でも触れる」ツールです。それが強みでもあり、弱みでもあります。
複数の制作者が手を入れるたびに、プラグインが積み重なります。Elementor、HappyAddons、テーマ独自の機能。それぞれが別の仕組みで動いており、バージョンが少しでもずれると、編集画面から保存した内容がページに反映されなくなることがあります。
「簡単な修正のはずなのに、なぜこんなに時間がかかるのか」
その答えが、WordPressの環境にあることは少なくありません。
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依頼前に確認してほしいこと
修正をスムーズに進めるために、事前に以下を確認・共有いただけると助かります。
✅ Elementor Proは正常に動作していますか?
編集画面で保存した内容が、実際のページに反映されているか確認してください。
✅ WordPress本体・テーマ・プラグインは最新ですか?
「アップデート禁止」の制約がある場合は事前にお知らせください。
✅ 複数の制作者が作業したサイトですか?
過去の制作者の設定が残っている場合、想定外の干渉が起きることがあります。
今回の案件では、環境の制約により当初の想定通りには進められませんでした。
それでも、できる限りの対応を行い、できないことは正直にお伝えし、クライアント様と合意した上でクローズしました。
技術的に不可能なことを「できます」とは言いません。分かったことはすぐに報告します。これが私のスタンスです。
環境確認から対応することも可能です。「うちのサイト、大丈夫かな?」と思ったらまずご相談ください。
Shingo Kumon | Web & AI Developer
shingokumon.com