こんにちは!
今回は、今年9月中旬に一度書かせて頂いた、衛生管理者資格の合格のための続きで効率的な勉強方法をより具体的にお話ししたいと思います。
本題に入る前にちょっとだけ、なぜこの資格が必要なのかをお話しします。
なぜ資格取得を推奨されるのか
多くの方は比較的入社して間もない社会人の方が、会社の上長から資格の取得を推奨されている方がほとんどだと思います。
その理由は以下の通りです。
1.法令上従業員50名以上の事業場では最低1名の衛生管理者の選任が必要
労働安全衛生法 第12条にて、常時50人以上の労働者を使用する事業場では、衛生管理者を選任することが事業者の義務となっています。
2.選任事由が発生した日から14日以内に所管する労働基準監督署へ届けることが必要
資格者不在の場合は事業者に対して指導または罰則もあり得る。
新規の事業場で当初従業員50人未満だったのが、業務拡大や業務内容の変化に伴い50人を超えた場合や、これまで衛生管理者として選任していた従業員が人事異動や退職で不在となり、衛生管理者の有資格者がいない場合などは、
会社の上長から推奨または指導されることとなるようです。
事業者としてはすでに衛生管理者の方が在籍されていても、有資格者が複数いる方が、いざという時に安心ですので、従業員へ資格取得を推奨することが多いと思います。
では、本題にはいりますね。
効率的な学習ステップ
前提として第一種衛生管理者の試験に関することとします
基本独学とします
1.教材について
まだ、勉強しようかどうか少し迷っている方には、いきなりテキスト、問題集は購入せず、まずは過去問のWebページで勉強しないままの今現在の実力を知ることから始めましょう。
直近の公表問題を一回取り組んでみましょう。
おすすめのWebページ
・過去問ドットコム(第一種衛生管理者)
・新潟ウエルネス
おそらく勉強しないで合格点に達することができる方は少数だと思います。
これでご自身の現在の実力や試験内容のおおまかな傾向がつかめるかと思います。
2.テキスト
そこで、次の学習ステップですが、「過去問やれば良い」という方も多いのですが、私は、まずは、テキストを流し読みすることをおすすめします。
テキストは過去問とセットになっているものもありますが、テキストメインの書籍を選びましょう。
大きめの本屋さんで好みで選んで1冊ご購入ください。
注意点としては、他の方のお古を使用する方もいらっしゃいますが、1~2年程度前なら大丈夫ですがそれ以上は法令改正に対応できてないのでおすすめしません。
このテキストの内容を覚えるのではなく、一度だけ目を通してください。
そこそこ分量があるので、一日2~5コラムくらいを読むことで、約3週間から一か月程度掛けて読んでみましょう。
目的は、次の学習ステップで、過去問学習を進めるときに、不明点をテキストで確認するためです。
なお、テキストに表などが出てきて「これを覚えなきゃ」と思いがちですが、今の段階では覚える必要はないです。
わからなくてもひたすら読みすすめましょう。
テキスト読みは、勉強の効率があまりよくないように思われますが、過去問学習時につまずいた時にテキストで確認することが増えますのでその時にすばやく調べるのに役立ちます。
結果、効率的な勉強ができたように思います(個人の感想ですが)
3.テキスト読みの進め方
第一種衛生管理者試験は5つのカテゴリーに分かれています。
①関係法令(有害業務に係るもの)
②労働衛生(有害業務に係るもの)
③関係法令(有害業務に係るもの以外のもの)
④労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの)
⑤労働生理
合格基準は各範囲単位40%以上かつ全体で60%以上です。結局、どれもそこそこ得点できないと合格できないのですべての範囲を勉強する必要があります。
ただ、①関係法令(有害業務に係るもの)や②労働衛生(有害業務に係るもの)は、やや専門的な内容が多く取り掛かりずらいので、
⑤労働生理からはじめて、なれてきたら、③④とすすみ、①②へ取り組むことをおすすめします。
理由は、①②の有害業務に関連する業務は化学物質や有機溶剤、放射線など少し専門的な内容なので、ご自身のお仕事と関連性がない場合は、勉強を続けること自体を止めてしまう=挫折してしまう可能性があるからです。
労働生理は、人体の構造や機能、労働環境(温度、気圧、騒音など)、ストレス、睡眠、など身近な内容なので理解しやすいと思います。
では次の学習ステップについては、また次回にお話ししますね。
ご安全に!