朝9時。
目星をつけていた病院に、さっそく予約の電話をしました。
「実は昨日の午後に発熱しまして、内科で診てもらいたいのですが」
「あっ…そうですか……」
なんとも気乗りのしない受付嬢(←たぶん呼び方間違ってる)の返事。
あれ? まさかここもタライ回しの準備してる? と思いながら
「熱があるときは要予約と書いてあったので電話したんですけど…」
と続けると
「ええ、そうなんですが…」
さらによそよそしい感じ。
なに? 私なんか間違ってる? と不安になりながらも
「いま熱は下がってるんですけど、そのまま受付に行っても大丈夫ですか?」
強引に自分の言いたいことを押し通すと
「実は…」
と思い口を開く受付嬢。
そして受話器を遠のけ、おそらく隣に座っているだろう人に「コロナって言ってもいいん?」と何やら小声で確認する様子。
え、なになに? コロナがどうなん? と待っていたら
「ここに通っている内科の先生、コロナも診られる方なんですが」
「…はい」
「実はコロナウィルスに感染しまして」
「えっ? ホントですか!」(←私、半笑い)
「そうなんです;;」(←お嬢もたぶん半笑い)
「なので、いま休院中で診察は出来ないんです」
マジでーーーーーー!!!(笑)
こんなリアルタイムな話あります?
近所の病院なのにそんな話は聞いたことなかったんですけど、もしや昨日今日の出来事だったんですかね。
「そうなんですか、じゃあ…ダメですね」
「はい、申し訳ありません」
そんなワケで………フリダシに戻る(笑)
まさかの診察拒否(というか診察不可)のため、二番目に家から近い病院に行くことになりました。
「駐車場についたら一度お電話ください。車中で問診します」
という対応だったので、すぐに家を出て、駐車場で車種とボディカラーを連絡すると、しばらくしてクリップボードを持った受付嬢がやってきて、体温計と問診票とボールペンを渡されました。
書き終わって渡したときのお嬢の手は素手そのままで、もし、これ、私コロナやったらヤバくない? というツッコミはさておき、てっきり炎天下に先生が外までやって来て、車中診察だと思っていたら再度電話が鳴り
「コロナの心配は無いようですので、そのまま中へお入りください」
なんと! 院内待機の許可もらえましたーーー(笑)
ですが…中に入って驚愕!
人・人・人!!!!
なにこれ? なん密なんじゃーーーーーってくらいの患者さんたち!
晴れてるから? 土曜日だから?
っていうか駐車場の車の数と患者の数、比例してなくない?
1台の車に何人乗ってきてんの? って思うくらいすごい人で。
しかもどこに行っていいか分からず、窓口を転々と3か所も尋ねる始末。
ようやく私が受付すべきところへ着くと
「最初にそこで血圧を測って下さい」
と言われ何やら機械に視線を送る受付嬢B。
え? セルフ?
機械を前に戸惑う私…。
いやね、お嬢。みんながみんな病院に慣れてるワケじゃないのよ。血圧、自分で図るとか普段ないし。健康診断の時は予防医学協会の人がやってくれるし。
とりあえず図解を見て腕突っ込みながら、私ホントに今まで健康だったんだな、と痛感しました。
けっこう待たされて、途中でおなかがギュルギュル言って、トイレ行って、さらに待たされて…名前を呼ばれたころには周りの人も少なくなってました。
やさしそうな年配の先生で、前日からの症状を順番に説明していったところ
「急性胃腸炎ですね」
の一言。
ほーら、やっぱり!
「コロナの疑いはまず無いと言っていいでしょう。検査も必要ないですね。お薬出しときますよ、漢方薬は飲めますか?」
飲めますよ!飲めますけど(笑)
だからタダの風邪って言ったのにーーーーー!(風邪ではなかったけど…)
母親の除菌運動を思い出して、脱力しかけましたよ…。
まず、このご時世じゃなかったら、これくらいで病院に来ることは100%なかったのに。一人暮らしだったら、あのままお風呂に入ってご飯食べて歯磨きして寝てたのに。発熱だけで勝手に人をコロナ感染者に決めつける母親じゃなかったら、あんなに焦って電話しまくらなくてもよかったのにーーーー。
「簡単に熱も出せない世の中になりましたよね」
今度は心の声が漏れました。
先生曰はく
「そうですね、少しの熱でもみんな大騒ぎですからね」
と笑った後で
「しばらくは温かいものを食べるようにしてください」
という優しいお言葉で締めくくられました。
はい、しばらく毎食後のチョコバッキー(←アイス)は我慢します(笑)
でも、ホント。
コロナじゃなくてよかった…(笑)
実は心のどこかでビビッてた自分がいたのでした。
夏場、冷たいもの取り過ぎには十分に注意しましょう。