「都合のいい存在」から卒業するためにできること ― 素の自分を安売りしない境界線の引き方 ―

記事
エンタメ・趣味
これまでの記事では、
「追いかけられる恋は
素の自分を見せられるかで決まる」
というテーマで、素の自分で
い続けるためのスタンスに
ついてお話してきました。


ただ、実際の恋愛の現場では、
「素の自分を出したら、逆に
都合よく扱われるように
なってしまった…」という
悩みもよく聞きます。

優しく接するほど、相手の
ペースに振り回される。
素直に好意を見せたら、
「このくらい言っても大丈夫な人」
雑に扱われる。

そんな経験が重なると、
「素でいるのは怖い」
「だったら、愛されるために
演じていたほうがマシ」と
感じてしまうかもしれません。

そこで今回は、「素の自分でいながらも、
都合のいい存在にはならないための
境界線の引き方」についてまとめていきます。

1. 「優しさ」と「自己犠牲」をごちゃまぜにしない

素の自分を大事にしながら恋をするとき、
最初に整理しておきたいのが
「優しさ」と「自己犠牲」の違いです。

• 優しさ→自分の心に余裕がある範囲で、
相手のためにしたいことをする。
 • 自己犠牲→本当は嫌なのに我慢して、
相手のためにやらなきゃと自分を追い込むこと。

恋愛がつらくなるのは、多くの場合、
この2つを混同してしまったときです。
例えば、こんなシチュエーション。

・本当は無理なのに予定を合わせてしまう
・相手の仕事の愚痴を延々聞かされても、
ニコニコ聞き役をしてしまう。

そのときあなたは、「好きだから
仕方ない」と思っているかもしれません。
でも、心の奥では「本当は、
こういう扱われ方は嫌だな」と
うっすら感じているはずです。

素の自分を大事にする恋は、
「嫌なことには、ちゃんとNOと言える」
ことが前提です。

「NOが言えないままの優しさ」は、
相手から見るとただの“便利さ”に
変わってしまいます。

優しい人であり続けるためにも、
「ここから先は、私が苦しくなるラインだな」と
気づいたら、一歩引ける自分でいることが大切です。

2. 境界線は「言葉」ではなく「行動」で示す

「俺、都合よく扱われたくないんだよね」と
言葉で伝えることもときには必要ですが、
多くの場合、境界線は言葉よりも行動で伝わります。

例えば、いつも相手からの急な誘いに
合わせてしまっていると、
相手はこう学習します。

「この人は、いつ誘っても
来てくれる人なんだな」と。
一方で、あなたが自分の予定や
気分を大事にして行動すると、
相手の認識も自然に変わります。

・前日や当日の突然の誘いには、
「今日は予定があるから、また今度ね」と断る。
・夜中の長電話には、途中で
「明日朝早いから、そろそろ寝るね」と切り上げる。
・会うたびに相手の話ばかりではなく、
自分の話も適度にシェアする。

これらはどれも、「私は私の時間と
エネルギーを大事にしているよ」
というサインです。

相手は、そのサインを受け取ることで初めて、
「この人の時間や感情を雑に
扱ってはいけない」と認識します。

境界線は、「こうしてほしい」と
言うだけでは足りません。
“自分自身が、自分をどう
扱っているか”を、
相手は敏感に見ています。

だからこそ、自分で自分を雑に
扱わないことが、相手の態度を
変える一番の近道になります。

3. 相手の“優先順位”を見抜くための3つのサイン

素の自分でいながらも、都合の
いい存在からは卒業したいなら、
相手が「あなたをどう位置づけているか」を
早めに見極めることも大切です。

次の3つのサインを
チェックしてみてください。

 1. 予定の決め方
いつも急な
誘いばかりで、先の予定を立てる
気がないのか。
それとも、
「○日空いてる?」と前もって聞いてくれるのか。

 2. 話題のバランス
相手の話ばかりで、
あなたの話に興味を示さないのか。

それとも、「あなたはどう思う?」と
投げ返してくれるのか。

 3. 困ったときの対応
相手が
困ったときだけ連絡してくるのか。

それとも、あなたがしんどいときに
「大丈夫?」と気にかけてくれるのか。

これらはすべて、相手があなたを
「都合のいい人」と見ているのか、
「大切な人」と見ているのかを
判断する材料になります。

素の自分を受けとめてくれる人は、
あなたの時間や気持ちを軽く扱いません。
自分の予定や欲を優先しつつも、
あなたの立場や感情をきちんと
考慮してくれます。

そういう小さな態度の違いを、
見逃さないであげてください。

4. 「追いかけられる恋」は、試されているのは“相手側”でもある

これまで「追いかけられる恋」というと、
どうしても「自分の魅力を
どう高めるか」に意識が向きがちでした。

でも、本当はもうひとつ、
大事な視点があります。
それは、「相手が、あなたの
素を受けとめる器を持っているかどうか」
という視点です。

素の自分を見せることは、
あなたにとって勇気のいる行為です。

• 無理をして笑わない。
 • 嫌なものは「嫌だ」と伝える。
 • 弱いところ、ダメなところも
隠しすぎない。

こうした一つ一つの行動は、
相手側から見ると「この人と
本音で向き合う覚悟があるかどうか」を
試されているようなものです。

・そこで逃げる人もいれば、
・そこで向き合おうと
してくれる人もいる。
つまり、「追いかけられる恋」を
目指すとき、試されているのは
あなただけではありません。

相手にも、「この人の素を大切に
扱う器があるのか」という試験が
同時に行われているのです。
この視点を持てるようになると、
「私がもっと頑張らなきゃ」という
一方通行の発想から抜け出せます。

「素の私を丁寧に扱ってくれる人を選ぼう」
という、主体的な選択ができるようになります。

5. 「大事にされる恋」を受け取る許可を、自分に出す

最後に、もう一歩踏み込んだ
話をします。素の自分で
いられる恋を望んでいても、
いざ本当に大事にされ始めると、
落ち着かなくなる人がいます。

これは、心のどこかに「私は
そこまで大切に扱われる価値はない」
という思い込みが残っているサインです。
もし思い当たるなら、まずは小さな
ところからでいいので、自分の
扱い方を変えてみてください。

・眠いのに無理して人に
合わせるのをやめて、今日は早く寝る。
・本当は行きたくない飲み会を
断って、ひとり時間を楽しむ。
・頑張りすぎている自分に、
ご褒美をあげる。

こうした日常の選択は、
「俺は大事にされていい存在だ」と
自分に教え直す作業です。

自分で自分を大切に扱い始めると、
不思議と周りからの扱いも
少しずつ変わっていきます。

「追いかけられる恋」は、
特別なテクニックの結果ではなく、
あなたがあなた自身を大切にし
始めたときに、自然とふるいに
かけられた人間関係の上に残るもの。

そのためにも、まずは自分に
こう言ってあげてください。
「俺は、素のまま大切にされていい」

おわりに:素の自分を守る
“優しい強さ”を今回の記事では、
「素の自分でいながら都合よく
扱われないための境界線の引き方」
についてお話しました。

ポイントはこの4つです。
 • 優しさと自己犠牲を混同しないこと。
 • 境界線は言葉だけでなく、行動で示すこと。
 • 相手の“優先順位”を、
日々の態度から見抜くこと。
 • あなたの素を受けとめる器が
相手にあるかどうかも、
同時に試されていると知ること。

素の自分でいることは、ただ
「ありのままでいる」だけでは
ありません。

自分を守るための小さなNOを重ねる、
“優しい強さ”でもあります。
その強さを少しずつ身につけていくほど、
あなたを本当に大切にしたい人だけが、
自然とそばに残っていくはずです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す ココナラコンテンツマーケット ノウハウ記事・テンプレート・デザイン素材はこちら