マーケティングリサーチって何?基本解説です^^

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ビジネス・マーケティング
ご覧いただきありがとうございます!!
基本的な話なのでわかっている方にはつまらないかと思いますが、振り返ってご参考にしてもらえたら嬉しいです^^

それでは、まずはマーケティングリサーチについて

マーケティングリサーチ…定義みたいなもので言うと「マーケティング活動の中で発生する課題(企画・実行・効果検証)に対するデータを様々手法を用いて収集・分析すること」を言います。
収集・分析するデータから、その実態構造の把握・将来的構造の創造材料などを把握して検証結果を得ることができます。
インターネットの発展とともに、企業の規模に関わらず、最近ではとても身近なものになっています。

ここでひとつ間違いやすい事例をご紹介します。
「マーケティングリサーチ」と「市場調査」。実は考え方が異なっています。簡単には「これまで」「これから」という考え方です。
つまり・・・「市場調査」は、「これまで」の商品・サービスの構造をデータで把握するもの(実態把握など)で、
「マーケティングリサーチ」は、「これから」の商品・サービスの将来的構造を明らかにするもの(未来的なニーズ探索など)です。
言葉の意味・認識でしかありませんが、調査する際の認識にズレが生じてないか注意してください^^

『リサーチの基本的な考え方はふたつ!!』
マーケティングリサーチにおいて基本的な考え方は定量調査と定性調査です。
具体的にどのような違いがあるかというと、
■定量調査
定量調査は、結果を割合などの数値で表現する調査となります。つまりアンケートの内容は、数値として集計できる仕様にする必要があります。
また、アンケート回答者(標本数)は、一定数以上必要とされています。
定量調査の手法として、ネットリサーチ・会場調査/CLT(セントラルロケーションテスト)・ホームユーステスト(HUT)、訪問調査、街頭調査、電話調査、郵送調査、留置調査など多数存在します。
定量調査の使用用途としては、主に商品・サービスの実態把握などの標本内の割合把握に使用されます。
<インターネット調査(ネットリサーチ)>
<郵送調査>
<訪問調査>
<会場調査(CLT)>
<ホームユーステスト (HUT)>
調査には主にこういった調査方法があります。

次に
■定性調査
定性調査は、言葉・行動・状況などの情報(データ)を収集する調査となります(数値で表現できないデータともいえます)。
代表例としては、グループインタビューにおける対象者の”発言”がデータということになります。
(発言者の表情、しぐさ、状況なども該当)
定性調査の手法として、グループインタビュー、ディテールドインタビュー、デプスインタビュー、エスノグラフィなど様々存在します。また、調査目的を達成するための技法も多数存在します。
定性調査の使用用途としては、予測のできない市場に対する仮説立案や商品・サービスの関する特定の情報の深掘り(論理的理由なども含む)などに使用されることが多いです。具体的には定量調査前の仮説立案・仮説の絞り込み、定量調査後の深掘り・ロジック確認などによく使用されます。
<デプスインタビュー>
<グループインタビュー>
といった調査方法があります。

それぞれ企業の調査目的に沿って調査を行うことで、当初の仮説検証をすることができたり、多くのエビデンスに至ることが多いです。
また、調査を行う上でもうひとつ欠かせない効果があります。
あまり言われることがないので個人的な見解だと思っているところもあるのですが、モニターとして参加していただいたメンバーの商品やサービスに対する理解度や認知度を高める効果です。
当然、商品やサービスを連想しないような調査方法もあるので、すべての調査がそういった効果を見込めるわけではありません。
利用方法によっては広告的な使い方も十分可能だということですね^^

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