提案却下をくつがえす

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ビジネス・マーケティング
自分達が正しいと信じて行った提案を上位者にあっさりと却下されることってありますよね。そんなとき、「上位者は何を考えているのかわからない」などと愚痴を言ってばかりでその先へ進めようとしないメンバーや「上位者が決めたことだから(=責任は上位者にあるのだから)仕方がない」と言ってすぐに諦めてしまうメンバーがいます。

そんな時、僕はメンバーに次のような話をすることにしています。

「この業務のことを一番わかっているのは日々実務に携わっている我々で、今回の提案は今も正しいと信じているよ。でも、上位の方々はこの業務以外にもたくさんの案件を抱えていて、1つのことをそんなに長い時間深く考えることは(物理的に)できないんじゃないかな。それに、上がってくる提案に対して、次から次へと判断していかないと仕事が回っていかないから、過去の経験や知っている情報をベースに(できるだけその場で)判断を下そうとするよね。」

「でも、その判断のベースになる情報の量は、きっと、実務に携わる僕らが持っている情報よりはるかに少ないよ。そこで、上位者の方が持っていると思われる情報が何で、不足している情報が何か、そして、ベースとしてどういう情報があれば僕らの提案が正しいと判断されるのか、もう一度整理して考えてみようか。その上で、追加すべき情報をわかりやすく表現して、再度提案してみようよ。」

 最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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