過去に溶け込む、今

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コラム
こんにちは。

いつも
ありがとうございます。


ふと
こんなことを思いました。



今という瞬間は
その瞬間瞬間に
過去に溶け込んでいく。



その瞬間は
二度と戻って来ない。



次から次へと
まったく切れ目なく
瞬間瞬間は押し寄せて来て



その瞬間瞬間は
容赦なく
過去の遠い方へと
押しやられていく。



服のチャック・ジッパー。



引き手を持って閉じてみる。



二手に分かれて
自由に開いてたものが
引き手のとこで合わさり
一本のラインになっていく。



開いてる部分
未来。



引き手の部分
今。



合わさった一本のライン
過去。



そして
チャックを引くのは
自分。



未来の方から
どんどんどんどん
チャックのレールが流れてくる。



開いた状態なので
いろんな可能性を含んでいる。



そこに向かって
引き手を引く自分。



引き手を通る
その瞬間が今。



今が
弾き手を握る自分の中を
通り過ぎる。



そして
自分の後ろに
あったこととしての事実が
一本の線として
長々と残っていく。



なんか
今を生きる
というようなことを考えてたら
こんなことを思っちゃいました。



今。

この瞬間。



時が
自分の体を通り抜けて
過去に溶け込み
流れていく。



そのほとんどが
忘れ去られてしまう。



でも
台風の経路みたいに
今までたどって来た軌跡は
確実に一本ある。



それが自分史。



自分史は
もうすでにあったことなので
変えることはできない。



だから
できるだけ
今今を
楽しい瞬間楽しい瞬間にできるよう
意識していく。



チャックの引き手を
楽しい方に楽しい方に引いていくよう
心がけていく。



人は
ほっとくと



時を
漫然と
過去の方に垂れ流しにしてしまう。
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