【体験レポ】屁の音の大きさ大会に出場してきました【なぜ俺はここに】
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コラム
どうもこんにちは。お尻から宇宙を目指す者、ミドルネームは「ガス圧」の俺です。
今日は、先日参加した謎イベント――
屁の音の大きさ大会
について、包み隠さず、ありのままの事実を報告します。なぜ俺はこんな地獄のような楽園に足を踏み入れてしまったのか。これを読んでいるあなたにも、いつか分かる時が来るでしょう。
大会との邂逅 ~それは一通のメールから始まった~
事の始まりは、午前2時のスマホ通知だった。
【あなたは選ばれました】屁の音の大きさ大会に参加する権利が付与されました!
なにこれ怖い。差出人は「肛門覚醒機構」。完全にスパムだろうと思っていたが、リンクを踏むと謎の申し込みフォームが出現。なぜか俺の名前と過去の食事履歴が自動入力されている。
「え、なんで昨日の焼き芋カレー納豆オムレツのこと知ってるの?」
怖すぎたけど、なぜか“YES”を押していた。押した時、どこかで「ブボッ」と低く鳴った気がする。そう、運命の始まりだったのかもしれない。
会場:おなら専用競技場「屁リーナ神楽坂」
朝10時。会場に到着した俺を迎えたのは、巨大な屁の形をしたモニュメントと、どこからか漂う嗅ぎ慣れた“重低音の予感”。
入場ゲートでは屁セキュリティチェックが行われていた。金属探知機の代わりに「音圧測定マイク」が肛門周辺に向けられる。
「お、あなたなかなかの張りですね。ウォームアップ済みですか?」
「え?いや普通に歩いてきただけなんですけど」
「素晴らしい、天然派ですね」
もう意味が分からない。でも全てが合ってる気もする。不思議な空気(物理)。
出場者たち ~屁神たちとの邂逅~
控室では、全員が肛門を大切にしていた。
・屁鳴 龍之介(へなり りゅうのすけ):屁の音だけでショパンを演奏する伝説の男。
・パンツレスリング花子:女性初の「両手使わず屁で風船割り」記録保持者。
・Mr.屁ィ音(ぺいん):屁の振動でWi-Fi電波を乱す男。ネットが繋がらないのは彼のせいかもしれない。
そして俺。昨日から食べ続けた炭酸納豆グラノーラの効果か、腹の中は今にもビッグバンを起こしそうな状態。全身の細胞が「出せ」と囁いていた。
開始:屁の音を競う、地上で最も低俗で神聖な競技
競技はシンプル。
ステージ中央の“屁判定シート”に座る。
おならを解き放つ。
音量(デシベル)、音質(持続時間・波形)、観客のリアクションで得点が決まる。
先陣を切った屁鳴龍之介の屁は、**ピアノソナタ 第14番「月光」**を完全再現。観客が静まり返る中、最終音が鳴り終わった瞬間、天井から祝福の薔薇が降ってきた。
やばい。芸術の領域だ。
俺の番:内臓という名の戦場
ステージに座る。肛門に宿る気が集まっていくのを感じる。
スタッフがマイクをセットした瞬間、俺は一気に開放した。
「ブボォオオオオォォォォ……!!!!!」
震える床。飛び跳ねるマイク。観客の口から悲鳴と笑いが同時に漏れる。
音量:132デシベル(ロケット発射クラス)
持続時間:14.2秒(歴代2位)
観客の反応:3名が感極まって泣いた
俺は勝った。何に勝ったのかは分からない。でも確かに、俺はそこにいた。
結果発表:屁の頂点とは
優勝はやはり屁鳴龍之介だった。屁の中に「感情」を込めるという技術は、まだ俺には遠い。
だが、特別賞「破壊力部門」には俺の名前が刻まれた。
賞状にはこう書いてあった。
『その屁、もはや爆発。あなたの腸に敬意を。』
帰り道、俺は空を見上げた
雲の形が屁に見えた。いや違う、あれは龍だったのかもしれない。
屁の大会は終わった。でも、俺の屁道はこれからだ。
読んでくれてありがとう。肛門に感謝を忘れず、日々を生きよう。