最近、自分の体感からもそんな気がするんですよ。
言語化できないレベルで、大きく物事が動いている。
あ、ちなみに写真は、こないだ撮った自分の写真です。
ひとつは仕事。これまでココナラを利用してきたけど、最近、他のコンサルの人からもココナラはそこで働く人たちのことを考えたサービスをしていない、今回の改変もひどいもんだ、ココナラはやめた、という意見が結構あがってて、まぁ、そうだろうなぁ。と黙って聞いてた。
確かに、これから自分に合った身の丈ビジネスをしていきたい個人とココナラの資本主義ルールにのっとった数字重視・評価重視のやり方が、今の世の中の潜在ニーズとマッチしていない。
そんなわけで、やっぱり、これまでとは違う、新しいやり方を始めようと思っています。うまくいくかはさておきね。秋からね。
これからの時代、働く人も、買う人も、双方が数字化されない、人間性を無視されない、そんな働き方が始まっていると思うから。これから商売の世界は、売買以上の関係性が重視される世界になっていくと思うんだよね。
そんでね、家庭の状況も今年に入ってから大きく動いたんだよね。
ぴかちゅうだよ、ピカチュウ。
ぴかちゅうの人間の次元が爆上がりしすぎて、すっかり人間的に丸くなって。
こっちも、ふいに売られた喧嘩を買うとか、短気な男に気遣いしなくていい分、平和にのんびりしていられる時間も増えたんですよねぇ〜。
仲良しかというと、そうでもないですが、今日も一緒に昼飯食べにカフェ行ってきましたよ。観察してたけど、これは一時的な変化ではないことが確認され、一安心。
じゃあ、もうそろそろ、あれをいう時にきたかな〜
これを言っても大丈夫な頃合いだ、きっと.....
と、長年、どうしても言えなかったことを奴に伝えることにしました。
お皿を洗っているピカチュウにおずおずと言い出す私。
「あのさ。前々から、言わなくちゃ、って思ってたけど、迷って迷って、どうしても言えなかったことがあってさぁ。」
「でも、やっぱり言うべきだなって思し、君も色々成長して、人が変わったから、今なら大丈夫かなっておもって、大事なことを思い切って伝えるよ。」
家族に緊張がはしる。
喧嘩が始まるのか?
罵声が飛ぶのか?!
いや、もうそんなことにはならない。
今こそ、勇気をだすんだ!
「な、なんだよ。あらたまって。」
後退りするピカチュウ。
私はさらに踏み込む。
「あのね、やっぱりさ、アラウンド50の髭面のおっさんが、峰不二子のアニメのTシャツを着るのって、もう、ヤバいと思う。」
しーん....とその場が静まり返る。
「そういう服ってさ、若くてフレッシュな大学生が着るから、意外性があってオシャレに見えるTシャツだよ。君さ、もう、若者向けのスポーツブランドが似合わない年齢になったこと、自覚してる?」
「そうかな......べ、別におかしくねぇよ。」
と小さく抵抗したピカチュウ。
すると、私の背中の方から、娘たちが一斉に声をあげた。
「いや、絶対おかしいでしょ!」
「うん、おかしい!」
そして、下の娘が私の肩を叩いて言った。
「お母さん、偉かったね。勇気出して、よく言ったね。」
なんだかホッとした。
そう、伝達の星を多めで持ってる私にとって、黙っているのは辛いこと。
私は、裸の王様が裸だということを叫ぶ子供でいたい。
下の娘の励ましに、思わず緩む。
「うん、どうしても、気になってたんだけど、あいつ、すぐ怒るから言えなかったんだ。でも爺さんになる前に、絶対伝えておくべきだと思ってさ...。」
「言えたじゃん、良かったよ。」
と上の娘も拍手しながら、私を取り囲む。
「大事なことを伝えたね!」
下の娘もハグしてくる。
「やりました、お母さん。」
なんだかよくわからないが、思わず目頭が熱くなる。
ぴかちゅうは、海外と仕事をしているので、髭が大事である。
髭がないとアジア人は若く見えすぎて、高校生かと舐められる。
アラブに至っては男と見做されない。
で、この年から髭を生やすことになった。
若い頃、髭をはやし始めた時、会社の上司から生意気だと怒られてから25年。もうそろそろ生意気には当たらない。
ということで、はやし始めた。
しかし、その髭のインパクトが大きすぎて、最近のピカチュウはだんだん痩せた新渡戸稲造になってきている。
すると、それまできていた服のミスマッチが目立つように。
新渡戸稲造には、やっぱり信頼おける服装が似合っているのだ。
改めて言うまでもないことだが、もし新渡戸稲造がファンキーなアロハシャツや、峰不二子をモチーフにしたポップなTシャツ姿で5000円札になっていたら、フツーに考えて、お札の信用も転がり落ちるに違いない。
ピカチュウだけじゃなく、私にも同じことが言える。
最近、色物キャラから、多少は脱皮しようとおもいはじめる。
でも色物は好きだ。ううっ、夫婦揃ってバカ夫婦!と自分にツッコミを入れる。ってことは、やっぱりなにか、自分のなかでも変化が生まれているのだ。
そして、ピカチュウに語った。
「お互い、あと少しで還暦じゃん。信長様に至っては、人生50年っていってるから、うちら戦国時代なら、すでに死期が迫ってるのよ。
覚悟がいる年齢ってことでしょ。
そしたら、死に際でフジコはやめよう。かっこよく死にたいじゃん?」
「ええっ!?」
「なんかよくわかんねぇな!とにかく、服装かえろってことだな。わかったよ、これからは気をつけるよ!!」
狼狽えながらも素直なピカチュウに、
「そう、それさえわかればいいのよ、パパ!」と下の娘が畳み掛ける。
まるでスパイファミリーのベッキーのようだ。
まだまだ湿度が高いけど、すっかり疲れ切った庭の植物たちが窓から見える。
私は、京都の自宅で、自社サイトをもうちょっと、なんとかしなくちゃいけないなぁと思いながら、上の娘の飼っている鈴虫の声を聞いていた。