適職探し

記事
占い
 今朝、子供たちを送る時、ドアを開けたら、一寸先が見えないくらいの霧で驚きました。本当に京都はその季節折々のさまざまな天候の移り変わりがあります。
午後になって、やっと霧が晴れて、山の稜線が見えてきましたよ。

 今日は、適職のことをちょっと書くけど、
結構前、某大手の鑑定学校が発行した算命学技法の本を目にして、む〜これはちょっと.....と唸ってしまったことがあるんだよね。w
 その本は、適職鑑定の技法について書いてて、問題はその、適職を探す土台になっているのが、すでに(昭和の)第一線で活躍している人の宿命の星の配置から適職を割り出したものだったからなんですよね。
 それで、なんでそうなるんだよ〜、って思ってしまったのだった。

 自分はそんなことやりません。(^^;
 実際にその業界で活躍していく上で、働く人が求められている要素が何か、ということから分析し、それに応えられる宿命かどうかを見て判断します。
 だから、日々勉強で、実際にその業界の本質とは何かを探り、どこへ行っても人から話聞くし、日頃から地道に調査しているわけですよ。
 そして、仕事が来てから調査しても遅いんで、全く自分と関係のない業界の人でも、興味を持って知ろうとするし、その業界のトレンドや変遷、共通項、情報も、アンテナが経てばチェックしている。
 要するに、適職アドバイスは、それがどんな業界なのかを知らないまま、表面的にスポットライトが当たって活躍してる人だけ見て、星の意味だけ見て、他の人にあなたはこの業界が適職ですよ、と言えないはずなんです。

 だから、その鑑定学校の技法の発想法が、執筆者の成功の視点、宿命解消の視点が、世間的な物質的な成功に偏って分析されていることが感じられて、う〜ん、と思ってしまったという。物質も大事だけど、幸せは物質だけでは測れません。
 何より第一線で活躍したと言われている人が、宿命通りに生きているとは限らないという問題点があります。家の力ってもんもありますからね。

説明の意味で出しますが、

 例えばですが、こちらは子供ながらに世界のコンクールを総なめにしているという天才バイオリニストの宿命です。
このかたはご両親が二人とも、プロのバイオリニストで、彼女は英才教育を受けています。

スクリーンショット 2024-02-20 14.13.13.png


 このバイオリニストの子供を例に出すと、この人には表現の星がありません。音楽の演奏自体に喜びを見出す人ではありません。新しく演奏を創作していく喜びもありません。そして第一、生年中殺ですので、親と同じ職業に就き、親の力を借りることは、自分の宿命の可能性を摘み取ります。
 つまり、このかたがプロバイオリニスト以外のお家に生まれていれば、バイオリンをやりたいとこの子からいうとは思えない、そんな宿命なんですよね。
 なのに、この子が第一線にいるからと言って、バイオリニストの宿命の参考にして、バイオリンが向いている、ってクライエントさんを判定しちゃったら、そりゃ、おかしなことになってしまいます。
そんな感じ。

 実学算命学の適職において大事なのは、その人にとって仕事が自分の一部として、自然にそれがやれてしまえるような仕事かどうか、ということです。
能力ではなく、マッチングです。
 日本算命学の一部の流派が基準にするように、世界的なでかい実績を出しているかどうかではないんです。それこそ、そんなの時の運もありますから。

 この宿命から読み取ると、この天才子供バイオリニストは、演奏自体を喜んでいません。好きか嫌いかもわからずに、バイオリンを気づいたらやらされているというのが読み取れます。
でもこの子は、母親に愛されたい。父親に愛されたい。そして、人気を集めることは嫌いじゃなかった。
 だから愛されることと引き換えにバイオリンを一生懸命やってきたんです。
どうせ、自分に、ノーという選択がないことも知っていたから。

 私はこの子が動画で流れるたびに、この子に生きていてほしい、と願います。子供時代を奪うな、これ以上この子をマーケティングの餌食にするのをやめてくれ!とも思います。
 この子が思春期を超える段階で、親離れができなくて、生きる意味を感じられなくなって、途中で人生を断たないように、と本当に心配しています。


誰だって、子供は訓練すれば、一定の成果は見せます。
でもそれって子供が、親に猿回しの猿にされてるのとおんなじことなんです。
 猿と人間を分けるのは、それを、子供自身が自分の意思でやりたいと望んでいるのかどうか、たったそれだけなんですよ。

そして、その芸が誰のためにあるのか、ってことです。
 親のために仕込んでいるのか、それともその子自身がそれを習得したいと望んでのトレーニングなのか。

このバイオリニストは、人としての尊厳を親によって汚されている。
だから、私は苦々しく思っています。
絶対にコンサートには行きませんし、動画も見ませんよ。もちろん。

 親がバイオリニストなら、親自身がその世界で光ればいいじゃないですか。
なんで子供にやらすんですか。
子供を使って、親の人生のやり直しをさせるのをやめてください。
って、心の中で思ってます。

 実学算命学は、成果を上げるために、適職を見ません。
その子が、仕事を通して社会と関わり合い、無理がなく食べていける領域とのマッチングを探すというところを見ます。
 世界的に有名になって活躍している人ではなく、その領域で幸せを感じて仕事をしている人の宿命をベースに分析して、適職技法の土台にしています。

 例えば、パートナーのピカチュウが、今、京都のあるコースに通って資格を取りに行ってます。昨年のある日、また唐突に「こういうのがあるから、試験行ってきたら」とおすすめしたんですよ。
 自分の今の仕事に、(やれなくはないけど)面白みにかけるようで、不満たらたらの彼の、楽しくやれる副業として、提案した仕事です。

 宿命のあらゆる領域を稼働させ、宿命に合致した職業なんで、彼は40倍もの高倍率をなんの準備もせず受験して、合格し、今、訓練課程にいます。
宿命は自分で決めてきたものですんで、本当に合致していれば、高次の世界も応援するんですよ。

そして、実際やってみて、全く初めての領域か、と思いきや、そうでもない。
 実は、自分が無意識にやってきたこと、こだわってきたことが、全てこの職業の中で使われる大事な要素であったことに気がついていくんですよ。
 言われなくても、自然とやってることだから、無理がない。
遊びの延長で、なんとなくやってしまえることが、そのまま仕事に繋がっていくというスパイラルに、今、彼自身も驚いているんですよね。

 そして、面白いので、どんどん自分から工夫して、その技量を高めていこうとする。自分の持ってるもの、全てが生きてくるんですよ。
 多分、自分が提案しなかったら、ピカチュウはそれをやろうとも思わなかったと思う。そして、それを仕事として具体化する手段も知らなかったと思う。
 努力が苦にならない。あ〜億劫だ、とか、ネガティブに思わなくても、この仕事のために、仕事が自分の人生の一部になって、自分が自然に動く、それが本当の適職なんですよね。

 だから、業界分析は必須なんです。もし、依頼人が自分の馴染みのない業界で働いていれば、自分は何本もその業界にまつわる動画も作品も色々みますし、リサーチしますよ。だからね、全然、自分は、算命学の占い師なんかじゃないです。ライフ・コンサルタントなんですよね。

 この先の未来、成功ってあんまり関係なくなります。
ヒエラルキーのトップで輝くことって、そんなに重要じゃなくなります。
それよりも、今の人生をなにでもっと豊かにしていくか、個人的な人生の質の方が大事になります。
 お客さんだって、大衆全部に支持される必要はない。
一番クレームが出ない、加もなく不可も無いように定型化して、量販化する必要もない。京都の個人店の多くがそうであるように、一軒一軒が個性であり、その店のおっちゃん・おばちゃん、そのものなんです。
そして、その「癖」、味わいがいいから、その店に人がくるんですよ。

特に、もしいわゆるベーシックインカムのようなものが実際に実行されて、最低限の生命や生活の保障の生活資金が供給されるような世界になったとしたら、なおさらそうですよね。生活のために、嫌なことを無理にやる意味がそもそもなくなる。
 だから、今、金だけが目的で仕事をしている人は、そんな世界の中では、結局、なんだか馬鹿らしくなるかもしれない。

 自分は何をやったら、幸せなのか、ワクワクするのか、自分との対話が適職探しに一番重要なことだよね。って、思うんです。


サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す