「歯磨き」には、人類が昔から努力してきた。
古代エジプトのパピルス(古文書)には、すでに「歯磨き」についての記述が残されています。
ナポレオンは、専属の歯科医をつけて、
「歯磨き」などお口の衛生に気をつけていたので、
歯は非常にきれいで、身体も強かったのです。
ブッダの時代にも、今の「歯ブラシ」に当たる「ようじ」で歯を磨いていたことが、
仏典に記されています。
今の「つまようじ」とは違って、
小枝をかんで、その汁で歯を磨いていました。
かんでいるうちに枝の先が裂けて
「歯ブラシ」のようになります。
ブッダは、弟子たちが、のどを突かないように、
「歯磨き」には、人類が昔から努力してきたのですね。