日本の若年女性は痩せすぎの人の割合が多いと言われています。BMIが18.5未満を痩せと定義しています。
BMI = 体重kg ÷ (身長m)2です。身長160㎝で体重が47㎏の場合はBMIが18.4(四捨五入した結果)になり痩せと判定されます。
肥満も糖尿病や高血圧の要因になるため問題ですが、痩せすぎも実はとっても問題なのです。しかし世間ではダイエット市場が花盛りで痩せすぎに対する啓発は全くといいほどされていません。
痩せすぎでは生理不順、貧血、骨粗鬆症になるリスクが高くなります。
◇生理不順
痩せすぎで体脂肪が低くなりすぎると女性ホルモンの分泌が少なくなり排卵がストップすることが多々あります。急激なダイエットで生理が止まる女性はかなり多いです。
◇貧血
痩せすぎでは低栄養状態に陥っている方が多いです。そのためタンパク質食材を消化する消化酵素すら作れず、肉や魚を食べようとしても消化が上手くできないため胃が重くなり結果的にあまり食べることができません。
鉄分もタンパク質も十分にとれないため、鉄欠乏性貧血になります。
◇骨粗鬆症
また、骨の形成に必要なコラーゲン、カルシウム、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンKも不十分の方が多いです。運動不足の方も多く筋力不足によって骨が弱くなります。日光浴不足も災いし出産などを機に骨が弱くなり折れやすくなることも。
しかし、痩せで貧血もあると思われる女性に話を聞いても「痩せている分には問題ない。体は辛くない」と言うのです。「代償機能」が働くからです。
代償機能については、次回に書こうと思います。