タロット占い自習室(小アルカナ・ペンタクル2)

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占い
 ペンタクル=金貨=経済、お金に関することを表します。またお金を産み出す作業=仕事のことを示すこともあります。今回のペンタクル2は、大きめの金貨をジャグリングするように扱う人物を描いたカードです。質問の内容によって表す意味は違ってきますが「(仕事、経済活動の)ハンドリングが上手い」「バランスをとる」「(数字の2から)選択」というキーワードが思い浮かびます。


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 左はウエイト=スミス版のカード、右はその前の状態を描いたビフォータロットです。背景の大波に揺られる船、それ以外描かれているものはなく、色合いも寒色系で、ちょっとした緊張状態を表わしているように思います。ビフォー版は、これから始まるジャグリングに期待感もあり、またそれ以外に若干の不安感もある。そんな風にも見えます。

 大波に揺られる船のように、この金貨のジャグリングも慎重なハンドリングを求められます。この人物は全神経を集中させ、全身でバランスを取り、ジャグリングを続けています。金貨の周りには無限大を表すリボンがめぐらされ、このジャグリングが無限に終わることのないの状態であることが分かります。

 終わることのないジャグリング。この人物はジャグリングをどんな気持ちで続けているのでしょうか?楽しくて止められない、いうより、勝手に動き続ける2枚の金貨をいかに落とさないか、腐心しているように見えます。また感情も、背景の波に揺られる船のように不安定で、その表情もどこかさえません。今のところ上手くバランスをとっていますが、自分の意思、というより、何かこの状況を与えられて仕方なしに続けているというように見えます。

 「仕事をまわす」「現場をまわす」という表現を使うことがあると思います。円滑に、今ある材料(スタッフ、設備、資金など)で出来るだけロスなく仕事を進める、といった意味ですが、この人物も表情を変えず、無難にそつなく仕事をこなしている。そんな状態なのかもしれません。仕事運、転職運を占い、このカードが現れた時は淡々と現場(職場)を動かすことが出来る状態です。ただその仕事は発展とか拡大するイメージはなく、現状維持的な仕事に終始することになりそうです。
 また経営、もっと身近に家計を占った場合は、金銭的にうまく回るけれど現状維持な状態を示しています。このカードが逆位置で出た場合は、無理をしてこなす、必死にやりくりをする、もしくは直接的に破綻している、無理をして(現場を)まわそうと暴走する,アドバイスとしてなら地に足をつけ、しっかりした対応を、といった意味でしょうか。

 さらにこの人物の視線は、右と左の金貨、どちらを選ぼうか、品定めをしているようにも見えます。「2」のカードは選択を表しますが、この選択をよく象徴しているのがペンタクル2だと思います。ちなみにカップ2は「(2人の)邂逅」、ソード2は「内向、均衡」、ワンド2は選択を終え、一方のワンドは壁に固定されています。
 ジャグリングをする人物は左右のコイン、それを象徴するどんな事柄を選択肢として考えているのでしょうか?
 仕事のことを占っている時なら、「プライベートと仕事、どちらを充実させよう?」とか「この仕事は力を注ぐだけの価値があるのだろうか?」とか。
 お金の問題なら「この買い物をするのは、私にとって贅沢すぎるかな?」とか、実際に、購入したい対象を一つにしぼりきれない、とか。左右の手にした金貨を上げたり下げたり、ためつすがめつしながら、どちらかを選ぼうとしながらなかなか決められない、そんな状況を表しているように見えます。 

 ほかに、人物像としてこのカードが現れると「柔軟な対応をする人」「軽快」、逆位置だと「その場しのぎ」「軽薄」といった印象を受けます。


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 上の写真、中央の絵画調(?)のカードもペンタクル2なのですが、波打ち際で金貨を自在に操り、なんとも楽し気な女性が描かれています。背景の波も穏やかで、他の2枚とは対照的な印象を与えます。このカードのデッキを使って占うとペンタクル2もかなり違ったメッセージを与えてくれそうです。

 このデッキについてもまた改めてご紹介できれば、と思っています。






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