大阪ガスでプレゼンテーションの重要性を再認識

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ビジネス・マーケティング
タイトルが横文字だらけでわけがわからなくなってしまいましたが、住宅営業における最近のプレゼンテーションは確実にレベルが上がると同時に、見栄えも良くなってきましたね。
これはITの進化による賜物ですが、それとは別にリアルで見せるアナログのプレゼンテーションも極めて重要です。
この写真は大阪ガスさんに呼ばれてガスコンロの優位性のプレゼンテーションを受けた時のものですが、この時の内容を簡単にご紹介しましょう。

■ガスコンロとIHを並べて実験開始(奥がIH)

電力会社のショウルームでも同じことをやるわけですが、ガス会社の場合はガスコンロとIHを並べてガスコンロが有利な点や、一般的にIHが優位だと思われていることが、実は思い違いであることなどを訴えていきます。
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■「ガスコンロはガスの上昇気流で油などが舞い上がり周りが汚れる」に対する対抗策

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これって誰もが聞いたことがあるIHの優位点ですよね? このプレゼンテーションを受ける前までは私もそう思っていました。
ところが、ガスコンロとIHに水を入れてスイッチを入れます。その後にドライアイスを投入すると、煙が立ち上り始めると「あれ?」という現象が起こるのです。
動き始めた煙の行き先を見ていると、予想に反してIHの煙は周囲に拡散し、ガスコンロの煙は落ちついた動きをするのです。

■「ガスコンロの方がドライアイスの煙が拡散していないのがわかるかと思います」

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この動きを見て案内役のショウルームスタッフは「ガスの方が汚れないでしょ?」となるわけです。
この話を電力会社が聞けば「ちょっと待った!」となって対抗策ともいえる実験をするのでしょう。これに関してはどちらにも言い分があるから結論は出しにくいのですが、一つだけ言えることがあります。
大阪ガスさんでこの実験を見た私は「ガスの方が汚れないんだ」と思ったということ。もちろんこの後に電力陣営からプレゼンテーションを受けたら答えは変わるのでしょうがね。

■まとめ

ガスが優位かIHが優位かのなのかはさておき、お客さんの面の前でこうした実験をすることは極めて効果が高いということです。
住宅営業であれば、汚れにくい外壁素材の説明を実験で行う、防音性能を実際に音を出して体験してもらうなどにあたります。
パソコンを駆使した綺麗な図面やプレゼン資料は重要ですが、それと並行して必ずリアルな実験も行うようにしましょう。
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