中古マンションのアフターサービスがある物件ない物件あるのご存知ですか?見分ける方法について解説

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中古物件を検討されている方でアフターサービスについて考えたことありますか?

一生に一度の高額な買い物なので気になると思います。

新築住宅では、10年のアフターサービスが一般的です。

ここでは主に中古マンションのアフターサービスについてお話しします。

1.そもそもアフターサービスとはどこまでの範囲を指すのか?


中古住宅の場合のアフターサービスの定義は大きく2つに分かれます。

1つが躯体部分といわれる箇所です。

どちらかというと目に見えない部分を指します。

売買契約書などでは、「瑕疵」という表現を使いますが、主に「雨漏り・シロアリ・配管部分」が該当します。

マンションで、シロアリは現実問題として考えづらいので、主に雨漏りと床下の配管部分を言います。

2つ目が設備です。

キッチンやバスルーム、トイレなどの設備を指します。

これらは、目に見えし、触れるので分かりやすいですよね。

ですので、これらの部分は内覧中にきちんとチェックをしましょう。

もし、壊れている場合は、修理してもらえるか、もしくは金額の交渉ができるか相談してみましょう。
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2.アフターサービスは、有る物件と無い物件があります。


1.アフターサービスのある物件とは?

中古マンションでも、売主様が不動産会社の場合です。

不動産会社はエンドユーザーから買い取り、リノベーションを施して再販するいわゆるリノベーションです。

リノベーションマンションはアフターサービスがついてきます。

躯体部分については基本的には2年間(業者によっては、それ以上)あります。
ただし、設備についてはそれぞれの個別メーカーが保証していますのでそれに準じます。

2.アフターサービスの無い物件とは?

このケースは、売主様が個人ユーザーの場合です。

中古マンションの場合、「現状渡し」が一般的な考え方となっております。

つまり、壊れたものがあっても、そのままの状態で引渡すというケースが多く、クリーニングさえもしないのがほとんどです。

ただ、常識的に、次の入居者が住むのに不都合が生じる可能のある場合はその部分を、事前に伝えておく必要があります。

3.アフターサービスの無い物件で入居後のトラブルはどうすればいい?


いくら個人間売買と言えど住んでからでないとわからないこともたくさんあると思います。

そこで一般的に売買契約書の中には、3ケ月間は先程の、躯体のみえない部分の「雨漏り・シロアリ・配管部分」については保証しなければならないと明記します。

つまり、引渡し後に、配管部分などに破損が生じた場合は対応する義務が生じるということです。

また、例外としては、引渡し時点で使用できていた設備についても、いきなり壊れて使えないケースも稀ですが、ありえます。

このように、いくら中古と言えども、使えると思っていたものが使えないのは嫌ですよね。

そこで、設備についても売主様が個人ユーザーの場合でも、引渡しから7日間は契約時点で使用できていたものについては責任が生じます。

しかしながら、責任と言っても設備を新品に交換するとなると、今度は売主様の想定外の出費になってしまいます。

そこで、これらの対応は新品に交換ということではなく、修復すれば良いとされています。

つまり、修理をすればいいのです。

つまり修理対応で構わないということです。

買主様もそこは了承しなくてはならないし、それ以外に損害賠償請求はしてはいけないとされています。

無論、、、悪質なケースで、もし売主様が瑕疵を知っていたのに隠していた場合はその限りではないので、ご安心ください。
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4.まとめ


結論どちらにもケースバイケースでメリット・デメリットがあります。

アフターサービスのついたリノベーションマンションを購入する方が安心と言えば安心かもしれません。

デメリットとしては、その分のコストは価格に乗っていると考えた方がいいです。つまり金額は若干割高です。

不動産会社としてもやはり不測の事態を想定しある程度は利益を確保しなければなりません。

一方で、個人間売買の場合は、入居後の不安要素があると思います。

でも、ある程度、割り切って自分たちでリフォーム会社などに依頼して、好みのお部屋を作ると考えれば、多少設備が古くても、壊れてても気にならないとも思いますし、むしろその分価格でメリットを出したいですよね。

中古物件は唯一無二の品物です。

縁とタイミングも大切ですが、100%の条件はないと思います。

その中で自分の価値観を照らし合わせて検討してみましょう。


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