パクチー、好きですか?
私は結構好きです。
10年前くらいに働いていた職場で、ランチに定期的にタイ料理のデリバリーを頼んでいました。
たまに頼んでいたパッタイ(焼きそば)の上には必ずパクチー。
その時から、「これが嫌いな人ってそんなにたくさんいるのかなぁ?」と不思議に思っていました。
最近はスーパーでもよく売られています。
しかも薬味としての少量ではなく、サラダにできるくらいの量。
水菜みたいな感じで売られていて、名前も「香菜」だったりします。
我が家はみなパクチーが好きなので、シンプルにツナ缶と混ぜてサラダにしてモリモリ食べることが多いです。
そんな感じなのでなぜ嫌いな人が多いのか、全くわかりませんでした。
パクチーがくさい、と言われるのもまったくわからない。
セロリや青じそよりもクセがなくて食べやすいのに~と思っていました。
ところが!
ウィキペディアにはこんな風に書いてあります。
パクチーの臭いの好き嫌いには、臭いの感じ方の違うDNA(OR6A2)遺伝的要因が関係している事が研究により発見されている
苦手な人には石鹸やカメムシ?のにおいがするようです。
遺伝子レベルで好き嫌いがあったのですね。
驚きです!
その嫌なにおいを感じてみたいですが、私にはどうやっても無理なのかぁ。
他のことも、このようなどうにもならない理由で合わないことがあるんでしょうか?
こういう考え方はどうしても受け入れられない、
どうしてもこれをやってしまう、
など。
そういったことの一部には、このパクチーの好き嫌いのように、自分の意志でなおすのが不可能なこともあるんでしょうね。
納得できなかったり全く理解できないながらも、何とか表には出さないようにしたり、
我慢したり妥協して、なるべく影響がないように工夫して日々生活しているのかもしれない。
それでなんとか擦り合わせられることがほとんどだと思います。
しかし、どうしてもできなくて諦めて、なるべく関係を持たないようにしたりつながりを断つことが、一番平和な解決法だったりすることもあるでしょう。
「え?こんなにいいにおいがして美味しいものが何で食べられないの?信じられない!」
などと、どうにもならないことを強く言ってしまわないように、そういうこともあるんだな、と心に留めておこうと思います(^_^)