インナーチャイルドワーカーの水成楓です^^
本日は創作ですが、インナーチャイルドワークがどのようなやり取りの中で癒しを与えていくか、具体例をあげたいと思います。
それは、とあるインナーチャイルドワークのやりとりの出来事。
「…ではインナーチャイルドワークを行っていきます」
☆はい
「最初に見えたのが7歳の頃のあなたです。
1人で寂しそうに学校からの帰り道を歩いています。
あなたは『男の子なんて嫌い。だっていじわるするもん』と怒り半分、悲しみ半分と言ったところです」
☆え、誰のことだろう。あんまり覚えていません。
「そうなんですね。もう少し詳しく話を聞いてみましょうか。
『小さいときは仲良しだったのに、最近はひどいことばかり言うの。あの子はきっと私が嫌いなんだ』と言っています」
☆あ、なんとなく思い出しました。
幼稚園が一緒の男の子がいて、一緒に小学校に上がって、その子は体が他の子より大きくてガキ大将的でした。
なぜだか分からないけれど、その子に何か言われると、ひどく傷ついていました。
「なるほど。もしかしたらその男の子が好きだったんじゃないですか?」
☆どうだったかな。苦手だったのは覚えていますが・・・。
「では本人に聞いてみましょう。
インナーチャイルドちゃん、あの子のことどう思う?
彼女はうつむきがちに答えました。
『あの子、いつも私にだけいじわるするの。だから苦手』
どうしてあなたにだけいじわるすると思う?
『え?私のことが嫌いだから?』
本当にそうか聞いてみましょうか。
インナーチャイルド世界で彼を呼び出してみます」
☆はい
「こんにちは。この子のこと嫌いなの?
『別に嫌いじゃない』と言っています。
じゃあ好き?
『・・・嫌いじゃない』
それは好きってことでいいのかな?
『いつもいじめて悪いと思ってる。でもなんかいじめたくなるんだ』
気になるの?
『うん』」
☆なんか言われて思い出しました。
たぶん好きだったから、傷ついてたんだなって。
「そうですよね。あ、なんか彼が何か言いたげです。
『いじわるして悪かったよ。ごめんな』と言っています。
仲直りしてくれる?
『うん』と言って、インナーチャイルドに手を差し伸べます。
二人は握手をして、照れくさそうです。」
☆なんか胸のつかえが取れたような気がします。
彼の存在があって、少し男性不信になっていたかもしれません。
「なるほど。ではその時のインナーチャイルドのハートを満たしますね。
私がインナーチャイルドを抱きしめ、首の後ろからエネルギーを送っていきます」
☆なんだかハートがぽかぽかしてきました。
「今80%くらい満たされています。
満たしきりました。他に何か思い出すことはありますか?」
☆彼にいじわるされてたのに、他のクラスメートからひやかされて、それも嫌でした。
本当は仲良くしたかったんだなって。
自分でも忘れていたところなので、ここで引っかかっていたのは意外でした。
「ええ。自分で気付いていないところで引っかかっている方は多いです。
では次の年齢にいきます。」
以上、基本的にはこんなやりとりを通じてインナーチャイルドワークは進んでいきます。
過去の出来事を思い出したくない方は、また別のやり方ですが、ハートを満たすのは同じです。
ワークをした後、2週間は傷つきやすい時です。
占い、カウンセリングなどには触れないでくださいね。
ご質問等ありましたら、お気軽にメッセージ頂ければ、答えさせて頂きます!
ここまで読んでくださりありがとうございます!