ホロスコープよもやま話③

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コラム
オラクルカードリーダーですが、下手の横好きでホロスコープ話のアップが多い美村美衣です。
こちらは、軽い読み物ですので、テーマに沿って読みやすく、というよりも、ほぼほぼ独り言ですが、引き続きお付き合いください。

あ、軽いけどちょっと長めかもしれません(おいぃ…)。

さて、本日は“ボイドタイム”について、少しお話したいと思います。
ホロスコープ(西洋占星術)で出品されているプロの方と違って、わたしの場合は、「…って言うけど、じつはよくわからないんですよ」というような内容になります(いや、過去2回読んで、もう分かっているから! というツッコミ大歓迎)。
つまり、あまり為になる内容ではないのですが(すいません)、読んでいる方も、「えっ!? そういうふうに考えたことなかったなぁ」、「そうか、それって実際にはどうなんだろう…」というふうに、一緒に考えていただければ幸いです。

しかし、疑問、疑問って…

「占星術好きなのに、信じてないの?」

と言われてしまいそうですが、そういうわけでもないんですね。
毎日の生活の中で、「おお、そういうふうに“当たる”んかい!?」と感じることも多いので、当てものとしてという話だけではないのですが、やっぱり何かある、偶然とは言い切れない(仮に偶然だとしても、そこに人間は意味を見いだしていけるのではないか、肯定的に日常の中で活かしていけるのではないか)という思いはあります。

あと、占いガチ大好き派の方がおっしゃる、「でも当たらないと意味ないでしょ」みたいな話も、何となくわかる気がします。偶然じゃない、この宇宙はそういうシステムでできているんだ! みたいな感じでしょうか。

ただ、わたし自身は、受け手としてはほぼ無料、というかたちで“相談する側(クライアント)”を長くしてきた経験が、じつはあるんですね。
そのとき、「占星術やカードリーディングに詳しい人なら、違う言い方で相談できるのになぁ」というもどかしさは多少感じたんですけれども、基本的にカウンセラー(プロ)として経験を積んできた人に相談するありがたみのようなものは感じていました。

「え!? 自分は有料で出品しておいて、タダじゃなきゃ相談しないってどうよ!?」と言われてしまいそうですが、このときの相談は自分のことではなく家族のことで、要は公的機関が絡んでくるので無料、ということだったんです。自分のことを有料で相談…も、じつは何度かしてみたこともあったんですけれども、徐々にそういう余裕はなくなっていったんですね(で、相談するときは、なぜかカードや占星術ではなくフラワーレメディが多かったのは自分でも謎)。

そういうことで、「え!? 美村の出品で相談してみたけれど、リーディング結果出してすぐクローズされちゃったよぅ…」という方もいらっしゃるとは思いますが、ものによっては結構、長くオープン状態で(ご相談さえしていただければ)対応いたしますので、お申し込みの初期段階で「たくさん相談したいので、とっととクローズしないでください」的に言っていただければ、可能な限り対応いたします(ワンコイン版は正直、結果お伝えしてすぐにクローズするタイプなので難しいのですが、まぁ…他の出品購入は無理だしどうしても、ということでしたら、ご相談ください)。

…って、いやこれだと告知になっちゃいますね。

要は、自分が出品する側である場合は、経験上、“占い(当てるぜ!)”よりも“悩み相談”的な感じで出していきたいかな、ということなんです。
まぁ、これも過ぎるとどうかな、というところも正直、あるのですが…

(ちょっとこれはスピリチュアル的につっこんだ話になってしまうのですが、言語化することで、意識をその場に固定してしまう、というデメリットもあるんですね。どちらかというと心理学系の方が、「“話す”は“放す”だから、愚痴吐きOKですよ」とおっしゃることがあるんですが、そういったメリットも確かにある…話すことで、どんどん気持ちが軽くなる人や場合もある。でも、逆に話すことで、「わたしはその状況を甘んじて受け容れて変える気はない、無意識レベルでは満足してしまっている」というふうになってしまって、悪い状況から良い状況へ変化して行きにくくなる、というデメリットもある…場合も、じつはあります。この辺りのバランス感覚というか、それがどういうケースなのか、という見定めは結構、難しいんです。同じ案件でも、あえて抱えている必要があるときもあれば、もうそれは卒業なので、口にしないほうが先に進める、ということもあるわけです。あえて口にしないときは、問題を軽視しているわけでも、そこから目を逸らしているわけでもないけれど、とにかく誰かに話すのではなく、別の行動を取ってみるとかですね。あとは相談する側の気質で、いろいろ喋っても大筋の運勢の流れにはほとんど影響しない人もいれば、自分で話したことに自分で縛られてしまうタイプの人もいます。儀式的な手続きが非常に有効な人がいるかと思うと、そういうものがあまり意味がない人もいますし、他にも人間の創造する力に関することとか、まぁいろいろとあるんです。大抵、無意識というか潜在意識が絡んでくるので、こうして言語化できるのは、表面を軽く撫でているようなもので、本質まで言えていないのですが、逆にこれを言葉だけできっちり説明できたら、その人はちょっとすごすぎますね…わたしも書いていて、これ、「でも、じつはよく分かってないよね」って自分でも思います。すいません…)。

はっ! しまった。

いや、そういうつっこんだ話は別の機会にするとしてですね…(するんかい!?)

まぁ、簡単に言うと、占いなんて当たらないものですよ、とは全然、思っていませんよ、って話ですね(繰り返しになりますが、「当たらないって言い訳じゃん」という言い分も分かりますし。ですから、現在、「よく当たる」と評判のルノルマンカードを、少し遅すぎの感はありますが勉強してみようかな、と考え中。まぁ、わたしがこれまでカードリーディング等でいろいろ習った感じでは、取り組むツール増やすより、まずは直感力を磨こうぜ、というところなのですが…)。←だがしかし無類のツール好き。オラクルカード万歳。

以上を踏まえて、ボイドタイムの話です(前振り長過ぎ)。

西洋占星術におけるボイドタイムとは、西洋占星術において使われる惑星(感受点/天体)が他の惑星と主要アスペクト(角度=60、90、120,180度にコンジャンクションの0度)を取った後、どの惑星ともアスペクトを取らずに次のサインに入るまでの時間帯を言います。Voidつまり空白の時間、ということですね。
月のボイドタイムが有名ですが、実際には他の惑星でも起こるものなのだそうです(ただ、一般的には、“ボイドタイムと言えば月”、という理解でよいようです)。
月は動きが速いので、ボイドタイム時期表をチェックすると、もうしょっちゅうボイドタイムという感じですが…

ところで、このボイドタイムですが、“他惑星との主要アスペクトを形成→解除後、どの惑星ともアスペクトを取らずに次のサインに入るまで”という条件ですよね。

そうすると、出生チャートでサインの後半に感受点が集中する場合、自前の感受点に親和的な位置に惑星(この場合は月)がきてくれると、同時にその時間帯はボイド、ということが結構な確率で起きるんですね。
なぜこんなことを言うかというと、かく言うわたし自身が、サインの後半に多くの感受点を持っているからなんです。
とくに自分のチャートで最も目立つTスクエアのオポジション部分に良い感じで月がきてくれると、妙にやる気が出たりするんですが、チェックしてみたらボイドだった、ということがままあります。

基本的に、ボイドタイムはモダンでもよく使われる技法ですが、古典のホラリーで相談者が相談を持ちかけてくるときにボイドだとあまりよくない、というようなところで使われているようですから、経過図の中だけでの話なのかもしれません。つまり、出生チャートとあわせて見る、というのはあまりないのかな、と思ったりもします。
ただ、経験上、「妙にやる気でるぅ~」と感じて、やる気にまかせていろいろしてみて、蓋を開けてみたらボイドでした、というパターンが多いので、これは一体どういうふうに解釈したらよいのかな、という話でした。

ちなみに、まだまだ勉強中であまり言えることはないのですが、ホラリーでも現状維持が目的なら、ボイドタイムは悪くないということらしいですね。

占星術、やはり奥が深いです。
下手の横好き&上手く活用できてないんじゃないの? という感じではありますが(長くやっている割にものにできていないということは…センス無い!?(゚◇゚)ガーン)、気長に取り組んで行きたいと思います。


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